椰子の実日記【JOYWOW】
2007年02月16日(金)
マークス寿子さんの旺盛な批評精神に脱帽
マークス寿子『日本はなぜここまで壊れたのか』(草思社) は非常に示唆に富む作品である。
・ゆとりのない社会 ・東京の郊外化する地方都市 ・なぜ犯罪は広がったのか ・少子化対策はお笑い草 ・増えつづける、男のように生きたい女 ・金がすべての世の中に ・遅れている国、進んでいる国
以上、全11章。
章タイトルだけでも魅力的だと思いませんか?
ぼくの仕事に関して言うなら、経営コンサルティングで、 働くモチベーション、採用、育成、女性の働く環境、 というテーマについて考えるための良きtipsをいただいた。
それにしても帯の文面、
「日本は、愛されたい男と情(じょう)のない女の 男女共同参画社会になってしまった!」
ここまで言い切ってしまうマークス寿子さんの勇気には 脱帽だ。いまのところ、ぼくはこれに対してコメントする 言葉を持たない。
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