椰子の実日記【JOYWOW】
2006年11月08日(水)
Healing business & Inferiority complex business
熱海は昭和の香りがプンプンしていて、申し訳ないのだけど、 観光地としては終わってしまっている。例えば昨日講演会場 になっていたホテルロビーには望遠鏡があって、20円入れないと 見ることができない。このマインドが、昭和の観光地というのだ。 いまどき望遠鏡なんて珍しくないし、20円集めてどうしようと いうのか。
ではどうすればいいか。
ラスベガスがいいお手本だ。
あそこも15年前は田舎のゲームセンターだった。 ミラージュが「ギャンブルからエンタティメントへ」 「おやじからファミリーへ」ギアチェンジした。 売りのショーを創った。
「みんなで盛り上がろう」とすると、失敗する。 日本の多くのシャッター商店街がうまく浮上できない理由は ここにある。 一つでいい、どこか一つがとんがれば、それで集客できる。
そして、事業の定義を、製品・サービスによるものではなく、 価値による定義をするのだ。だから、熱海が販売している のは温泉ではなくて、「癒し」なのだとすれば、ぼくが 絶賛している「嵐の湯」のようなところが、全国から 集客できるというわけです。「ヒーリング・ビジネス」 「コンプレックス・ビジネス」は時代を超えて支持され るから。・・・と、何だかSurfin'みたいになっちゃった。 そうなんです。最近、ちょっとしたネタはこの日記に 書いてしまうので、Surfin'発行回数が減っちゃう。
|