椰子の実日記【JOYWOW】
2006年09月29日(金)
エッジのおっさんはボーダレスワールド
淀屋橋を川の向こうに。 旭化成大阪がこの近所にあった。また、この川を下流に下った 河畔にある高層マンションに住んでいた。その関係で、 淀屋橋には格別の思い入れがある。
JOYWOW大阪オープン・セミナー会場へは歩いて行こう。 ノスタルジーに浸りながら、文学的、詩的な気分で歩く。
と、ベンチに座っているホームレスのおっさんが レゲエ髪をかきわけながら、鏡に見入っている。 不思議である。
かと思えば、短パンに上半身裸のおっさんが身体中 のイボイボをかきむしっている。
別のおっさんは「イエスを信じなさい。天国に行ける であろう。イエスを信じないものは、地獄に落ちる であろう」と怒りながら叫んでいる。
大阪に帰ってきたなあ、と思うのは、このように、
不思議なおっさん
がそこいら中にいるのに出会うときだ。
関東地区では、「ホームレス」と「ノン・ホームレス」 とのボーダーが明確だが、大阪のこういうストリート おっさんたちはいずれもエッジに立っていて、 ボーダレスなのである。この「境界線のあいまいさ」が 大阪の魅力なんやねえ。
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