椰子の実日記【JOYWOW】
2006年09月15日(金)
そしてリンさん登場
(昨日のつづき)
さて、4時30分の予約だったので、待ちかねてマッサージ コーナーに行くと先客2人がいるばかりでそれらしき マッサージ師さんはいない。
先客のやってもらっている様子を見ると、若いおねえさんの マッサージ師である。 なでなで、という感じなので、マッサージ歴の長いぼく としては、 「ま。いっか。皮スリとゾウさんのあとだから 寝てれば」 とナメた気分になった。 4時30分を過ぎてもだれも来ない。 これは場所を間違えたかとフロントに聞いてみると電話 で確認してくれた。
「リンさん4階だっけー?」あ。リンさんっていうんだ。
と、ちょうどそのとき、リンさんが憮然として登場。 ついてこい、という身振り、恐る恐るついていく。
上半身を脱げ。それまではこのスパの制服というのか、 お客さん全員が着るやわらかい素材のスパ着を着ていた。 ただ、ゾウさん受難の後だったので、用心してさっき その下にパンツをはいておいた。 これが正解だった。
リンさん、いきなり首を絞めてきた。 タオルで目隠し。 何だなんだなんだなんだ・・・と思うまもなく
トップギアでエンジン全開、強火で責めてくる。
う ぎゃ ご ぼ HMM %&#”@
寝るなんてもんじゃなかった。
ふくらはぎ ぎゅーーーーーーーーーーーーーーーーっつ ももの付け根のリンパ ぎゅーーーーーーーーーーーっつ パンツをはいてきてよかった。ゾウさんの口をはずみで ぎゅーーーーーーーーーーーっつとやられたら、再起不能 になっていた。
人間が
「そこ。やめて。お願い」
という箇所はすべて、容赦なく、MAXのパワーでやられた。
普通のマッサージなら「ツヨクナイデスカ?」が、必ず、 ある。バリでもLAの韓国マッサージでもNYでもあった。 日本では万葉の湯をはじめ、すべて、ある。
ない。
50分のマッサージ終了後、口もきけなかった。
「アカスリのお客様全員に生ビールかソフトドリンク一杯 サービス」というクーポンをもらっていた。 マッサージ終了後、生ビールを楽しみにしていたのだが、 ぼくはマッサージの疲れを癒したくて温かいウーロン茶を オーダーし、長椅子に痛む身体を横たえたのだった。
と、後ろから聞こえてくる女性客グループの話し声。
「で、その人、奥さんとは別れたんでしょ? だったらどうして結婚しないの?」
おおおおおおおお。疲れた身体に、そういうややこしい 話はやみてくれーー。
一人、トイレに座り、TOTOの文字を眺めながら、回復 を待ったのであった。
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