椰子の実日記【JOYWOW】
2006年06月18日(日)
葉山名物アリさん風呂
葉山に住む、ということは、自然と暮らす、という ことである。気密性能の高いマンハッタンの高層アパート から移ったばかりのときは家の「スカスカ」度合が 気になったものだが、いまでは例えばホテルなどの 「密封」された空間にいると息がつまってくる。
そして話はアリ風呂に移るのである。 この季節、特にお外が雨ザーザーだと、アリさん たちは行くところがなくて、家の浴室に 入ってくる。日に日にその数は増えて、昨夜など、 7匹いた。
さて、どうするか。
思考プロセスは省略して、ぼくがとった解決法は、 非常に東洋的な、仏教的な、5次元的なものだ。
「アリを飼育している」
ことにしたのである。
アリさんたちを「来ては困るひとたち」と定義 すると、浴室を見たときにうろうろされていると 「困った」ことになる。しかし、「飼育している」 と考えると、数が少ないとがっかりするのである。
一匹ずつに名前をつけようかとも思っている。
昨夜、湯船につかっていたら一人お湯に浮かんで いたから、
「これこれヒロシ、だから湯船には入っちゃいけない って言っただろ」と、注意したくらいである。
これでまた一つ、「困ったこと」が消えた。
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