椰子の実日記【JOYWOW】
2006年04月23日(日)
微差について
横須賀線で、床に座り込み、コンビニのおにぎりに 食らいつきながら携帯画面を見、ipodをシャカシャカ 聴いている女の子がいた。いや、「女の人」かもしれ ないのだが、年齢不詳だった。
さて、彼女は何を教えてくれているだろう。
と考えた。ぼくはこのところ、「常にものごとを 肯定的にとらえる」ことを心がけている。 それこそ、自分のアタマにペンギンの糞が落ちてきても 前向きにとらえる(落ちないか)。
わかった。
彼女のような「極端な」「わかりやすい」人は、 普通はいない。みんな、「微差」で長いうちに 「大差」がついてしまうのだ。
具体的には、電車内でたまたま目と目が合ったとする。 そのとき、「ほほえみの目線」か「イラツキの目線」か。 だれかに「ここ、直したほうがいいよ」と指摘されたとき、 「ありがとうございます」と素直に言えるか、それとも 口だけで「どーも」と済ませてしまうか。
この「ちょっとした差」を積み重ねていくことが、 長い間には、とんでもない違いになっていくのだ。
あ。なんだかドウトクみたいになってしまった。 うまく伝えられないのだけど、今朝電車の彼女に 学んだことは「微差について」でした。まる。
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