椰子の実日記【JOYWOW】
2006年04月11日(火)
ニュピの前
写真はヴィラ玄関(というか、エントランス。バリのことゆえ、 締め切る玄関は、ない)にいらっしゃるかた。 このかたに毎朝「行って来ます」帰ってきたら「ただいまー」 と挨拶していた。
バリを発つ日の翌日が、ニュピという、計算してもなかなか うまくいかない「ついてる」旅程だった。 ニュピというのは、一年に一回やってくるもので、今年は 3月30日だったが、毎年違う。その日、バリ人は外出しては いけない。夜は電気もつけてはいけない。本来なら食べ物を 口にしてもいけない。なぜなら、空から悪霊が降りてくる日 だからだ。じっと家の中で悪霊たちの通りすぎるのを待た なきゃいけない。それはどこまで守られるかというと、 しっかり本当に守られるのである。空港が閉鎖されてしまう ことからも、バリ人の本気度がわかろうというものだ。
そして、ニュピを迎えるにあたり、バリ人はさまざまな 事前の準備をする。青森のねぶた祭のような人形を こさえて、ストリートを練り歩いたりするのである。
つづきは明日。
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