椰子の実日記【JOYWOW】
2006年02月10日(金)
水が凍った。ラッキー!
新幹線車内販売で水を買った。キャップを開け、ぐい、 と飲もうとした。「(飲)もうとし」あたりで、何か ヘンな気がした。水が出ない。 断水かなあ、と思ってしげしげ眺めると、凍って しまっているのだった。こんな珍しいことに出会える なんて、ラッキーなので、写真に撮った。ピンボケ になったのは、おそらく氷から強い波動が出ていた からだと思う。良い波動だよ。だって凍るくらいだも の・・・って、論理的じゃないけど、水が本当の 水色しているでしょ。あれはパッケージの色じゃなく て、水がきれいな水色をしているんだ。
クライアントのY氏から頂戴した岡崎久彦『どこで 日本人の歴史観は歪んだのか』(海竜社)夢中になって 読む。素晴らしい。ぼくは大学受験を日本史世界史 二科目で受験したのだが、どうもぼくが学んだ歴史とは 違うのだ。ドラッカーも歴史には滅法強い。今年の テーマの一つに「歴史を学ぶ」を、加えよう。
面白くて勉強になるエピソードが満載だが、一つ 紹介すると、中国では日本や欧米諸国で大人気の 推理小説に人気がない。理由は、事件の真実を徹底的に 追及して、その善悪是非を明らかにする、という感覚が 中国人には肌に合わないらしい。というのも、中国では 伝統的に賞罰というものが財力や政府高官とのコネに よって決まるので、真実を探究しても、逆に「上」から 睨まれるだけで、いいことはないかららしい。
すると、中国では火曜サスペンス劇場は成立せず、 片平なぎさはひまになっちゃうねえ。
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