株式会社JOYWOW
椰子の実日記【JOYWOW】
椰子の実日記 INDEXPASTwill

2004年01月30日(金)


要するに

帰りの東横線。ドアそばに立ち、本を読んでいると
サラリーマン上司と部下が乗ってきた。こういう時の
人間の習性で、二人並んで外に向って立つ。自然、
両君ぼくの背中にぴったりつく配属とあいなった。
上司40代後半、部下30代前半。

上司「だからさ、A君(実際にはここは実名である)は
   弱い、んだよね。人間としてね」
部下「っすよね」
上司「プロ野球でもさ、ポジション狙いって、命がけ
   じゃん。自分から積極的に行かなきゃ、だめだっての」
部下「です」
上司「A君みたいにやってたらさ、甘いっての」
部下「甘いあまい」
上司「おれもさ、隣に座ってさ、これでも気をつかって
   んですよ」
部下「わかります」
上司「だろ? わかるだろ? Aはさ、いくら面倒見が
   良くてもさ。それだけじゃさ、わかる?」

要約すると、
「わしはAが嫌い」
というだけのことなのである。男の嫉妬ややっかみや
何やかやが混じると、理屈になる。
本を読むどころではない酒臭い息が耳元にかかるので
場所を移動したが、きっと彼らはその意味もわからない
のだろうなあ。

 

Kei Sakamoto |株式会社JOYWOW