椰子の実日記【JOYWOW】
2003年12月28日(日)
スティングの新しさ
学問所で執筆するときにはスティングの新作を、 自宅書斎ではストーンズのライブDVDを 流しっぱなしにしている。 スティングは「スティングが新作を出すのだから どんな仕掛けをしているのだろう」という好奇心 からである。自分も新作を書いているので、「過去 のなぞり」にならぬよう自戒をこめて、聴く。 さすがスティング、「とらわれない素直なこころ」で 音を創っている。たとえば、ドラム。ドラムなんていう ものは、大昔からシンバルがあって、ハイハット、 スネア、バス、トップシンバル、と、決まっている。 ドラマーは曲芸のようにそれらを演奏する。それが技 だ。しかし、「本当にトントントントン、シャカシャカ シャカシャカ」が、すべての曲に必要か、というと 必ずしもそうではない。スティングはその呪縛から 完全に解放されている。また、リズムも、スカとか、 アイルランドのリズムなど、「strange, but cool」 な音に仕上げている。 こういう音に囲まれていると、ちりちりと前頭葉が 刺激されるのである。
|