椰子の実日記【JOYWOW】
2003年12月18日(木)
気宇壮大なスケール斉彬
あわただしい鹿児島への旅が終わったが、斉彬の 魅力は失せない。調べればしらべるほど、輝きが 増すリーダーである。幕府も、多くの大名も、 「昨日の延長を今日も、そして明日も」とぼんやり 「慣性の法則」で暮らしていた中で、アヘン戦争を 分析し、「世界の中の日本」という視点を持ち、 「鉄が欲しい」と日本で最初の工業団地「集成館」 ビジョンを描いた。 自らの世継ぎに伴う薩摩藩のお家問題や幕府の将軍 跡継ぎ問題という「国内問題」は後回しに、「世界 で日本が生きのび、さらに繁栄するには」を懸命に 考えた。辛口の海舟も人物を認めていたのは頷ける。 桜島の雄大な姿を眺めながら存分に発揮された 斉彬の「思い描く力」。その気宇壮大なスケールは 同じくでっかい桜島が育てたのだろうか。
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