椰子の実日記【JOYWOW】
2003年09月26日(金)
翻訳に伴う苦労
Harry Beckwith新作を翻訳している。前作『インビジブル マーケティング』に引き続いての日本へのご紹介だ。 スーパー字幕の大家、清水俊二さんが翻訳の秘訣について どこかに書いておられた三つのうち一つが「雑学」だった。 Exactly. 米国人にしかわからぬニュアンスが多々出てくるし、 悪いことに、ハリー、時々思い違いをしているのだ(笑)。 例えば映画『卒業』を引用するのはいいけれど、重要な セリフを言った人物を間違えていたりする。ぼくも この映画は観ているので、「ん?」とひっかかる。 ぼくのほうの勘違いかもしれないので、いろいろ ウェブで調べたりするのだが、やはり原典に当たるの が一番、と、本を探すと、なんと、これがもう絶版 だったりするのだ。 そこでビデオを調べようとしたら、これもまた、 古い映画なので、なかなか手に入らない。 苦労してビデオを入手、ほんの数秒のセリフを 確認する、ということになる。事実は、ぼくが正しかった。 ということで、翻訳のボトルネックは、英語より むしろ、文化的背景にある。
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