株式会社JOYWOW
椰子の実日記【JOYWOW】
椰子の実日記 INDEXPASTwill

2003年08月23日(土)


y=ax

養老孟司教授の著作から非常に強い示唆を戴いた。

事実とは何か、情報とは何か。
何かfactがあったとする。同じようにそのfactを
inputしても、outputは人によって違う。人のみならず
生物によって違う。ここでは何をもってfactとするか、
の議論はおいておく。信号と言い換えても良い。

たとえば、珈琲店の店先でよい香りがしたら、人間
であれば「おお、いい香り、ちょっと寄って行こうか」
となるが、犬猫なら知らん顔である。

inputされるfactをxとすれば、動物の脳(身体)に
入ると、そこに何らかの係数aが関わり、「ax」となる。
これがoutput。問題は、この「a」である。
ブランド論における「ポジショニング」はまさにこの
「a」に向けてのメッセージ発信であって、「とんがり」
はこのためにある。
「affinity」も、「a」に関わる活動だ。

一方、aは文化や言語活動、社会規範によって左右され
ているので、たとえばぼくは自分の著作『スロビ』の
ハングル語版を読んでも、「a=ハングル」が自分の
中にないので、原作は自分でありながら、「a=0」
だから、積「ax」はゼロ、という結果になる。

話せばとても長くなるのだが、詳細はいずれSurfin'で
続けよう。

 

Kei Sakamoto |株式会社JOYWOW