椰子の実日記【JOYWOW】
2003年07月24日(木)
アフィニティ・マーケティング
実はずっと「パーミション」という概念には 「ちと違う」と思い続けていた。 「ドアを開けてもいいと言ったが、だからと言って、 部屋の中で大騒ぎして良いとは言ってないぜ。 そもそもいつまでいるつもりなんだい」と言いたく なることもある。 日本をはじめとするアジアン・マーケティングでは、 なんだかそこんところが微妙に違うのである。 先日BS放送で見たグレゴリー・ペック映画『紳士協定』、 アパートのメールボックスに別の苗字をペンで 書き込んだのをとがめられ、「二年契約で賃貸契約 をしているんだ、がたがた言うな!」と、「正義漢」 の主人公が言う。背景にはプロット上の伏線があるに しても、あの言い方、マインドはやはりアングロ・ サクソンのそれである。
企業ブランドを考える際、パーミションでは限界がある。 そこで思いついたのが「近しさ」とか「親しみ」だ。 これに当たる適切な英語がなかなかなく、affinity という、なじみの薄い単語を使ってみた。 アフィニティ・マーケティング。関西であれば 「まいど」がこれに近い。企業のブランド活動は すべてこのアフィニティを蓄積するためなのである。 関西なら、「まいどの蓄積」だ。 「おまえんとこはまだ1まいどやな」 「君とこやったらもう、1000まいどくらい、あるわ」 という 具合だ。
さて、詳細は明日の E-Marketing Seminar 2003 で話す。アフィニティ・マーケティング。
大阪では8/25の公開 大阪産業創造館セミナー で話すつもりだ。
機会があれば、本にもまとめよう。 ようやくアジアン・マーケティングに着手できそう である。
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