椰子の実日記【JOYWOW】
2003年04月17日(木)
モチーフを磨く読書
構想中の作品が「読み・書き」なので、関連する 参考図書を集めるため、リアル書店へ行きました。 「日本語」「文章読本」といった類の本を片っ端から 手にとります。この醍醐味は、オンライン書店では 無理な相談で、本の手触り、活字から立ち上る空気 が、自分の頭脳の中にある工作機械に響くかどうか、 判断します。結果、購入した本を、公開します。
・阿刀田高、短編小説のレシピ、集英社新書 ・趣味力、秋元 康、生活人新書 ・斎藤 孝 +山下 柚実、「五感力」を育てる、中公新書ラクレ ・大江健三郎+河合隼雄+谷川俊太郎、日本語と日本人の心、岩波現代文庫 ・中島 敦、李陵・山月記、新潮文庫 ・夏目漱石、文鳥・夢十夜、新潮文庫 ・井上ひさし、ニホン語日記、文春文庫 ・西堀栄三郎、南極越冬記、岩波新書 ・野口悠紀雄、「超」文章法、中公新書、 ・吉岡忍+古木杜恵グループ、フリーランス・ライターに なる方法、生活人新書
新書と文庫ばかりですが、書店の同じ階にまとまっていたから です(笑)。これだけですでに重く、他の階に行く時間がなく なったので、打ち止めにしました。
中には漱石や敦など、中学時代から繰り返し読んでいる作品も あるのですが、度重なる引越しで紛失したため、再度入手しま した。
ただ、これらを読むのは、「中身を手に入れる」のではなく、 自分の中にある「核となるモチーフ」を磨くために読みます。
ここから先が創作の技術になってきます。 ともあれ、いまは、これらの本をもりもりと読みます。
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