虹色過多想い
2005年11月25日(金)  君の笑顔で幸せを感じていたい

幸福であればあるほど不安になるなんて、そんなこと言ってはいけないってわかっているし、不幸に溺れるのはいけないけれど、幸せにはどっぷり浸ってもいいんじゃないかなって思ってる。
いつも影を感じてるなんてきっと間違ってる。

でも・・・。

平日は学校とバイトでいっぱいで、土日を完全休日にしてるあたしはやっぱり金曜日が1番辛い。
頭痛が続いてるけど座っていられるバイトだからなんとか頑張って5時間働いて、会社のビルの玄関を出るとコンビニの1番端に黒いコートを着た恋人が立っていた。

「寒いんだから連絡くれて、コンビニの中とか、駅の改札で待っててくれればよかったのに」と言うあたしに、
「驚かせたかったから」と言ってくれる人。
にやけてしまって言葉がうまく出なかったのは恋人だってわかってたことでしょう。
頭痛はいつの間にか飛んでいた。
恋人の笑顔が1番のお薬。

恋人の車で家まで送ってもらうのに、恋人の町の駅から恋人のお家の前まで行く途中、雨にあたった。
傘を持っていなかったあたしたちは走って車に乗り込んだ。
それでもけっこう濡れて・・・。
車に乗って恋人が1番最初にしたことはカバンの中からハンカチを出すこと。
そうしてあたしの濡れた髪を拭いてくれた。

ドキドキしながら「こんなこと他の子にはしないでね?」って言うと、
「女の子ってこーゆうの好きでしょう?」なんてイタズラな笑顔で言うから、とっても嬉しくって、その分不安だなぁ。

あたしだけが知っている恋人の魅力はたくさんあるだろうけど、みんながいいって思う恋人の良さもきっとあるもの。
あたしが選んだ人を、他の誰かも好きになる可能性はたくさんあるわけで・・・。

運命の人だったら絶対結ばれる?
「運命」って言葉を信じたいけど、あるのかないのかわからないそんな頼りないものに完全に身を委ねてなんていられない。

お願いだからあたしを選び続けて、と心の中で呟き続けるしかない。
どんなに君を好きって言う子が現れても、ここにある愛には及ばないからと。


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