実家の本棚から、読書三昧。
「スピリット・リング」ロイス・マクスター・ビジョルド著、創元推理SF文庫刊 ヒロインのフィアメッタ(火という意味)はモンフォーレア公国の錬金術師、ベルフォルテ親方の一人娘。しかし、女だけだという理由で父が持つ知識や技術を教えて貰えず不満の日々を送っていた。ところが、モンフォーレア公の暗殺によって始まった戦火のもと、父を失い、謎に満ちた「スピリット・リング」を廻る陰謀に巻き込まれていく。 話運びがすっきり整然とすすんでいき読みやすい。またキャラクターのかき分けも見事で、これ誰だっけ?とおもうことがほとんどなかった。 純粋にロマンスものとしてもお奨めかも。
「銀色の恋人」タニス・リー著、ハヤカワSF文庫 人にどう薦めたものやら難しい作品。殿方には向かないかもなぁ。 全編を突き通しているのは、十代の少女の切なく血を流す魂の叫びだから。 舞台は、成層圏すらも居住地にかえてしまった未来の地球。富裕層に属しながら、消して心の充足を得られなかったジェインが、出会い初めて恋をしたのが、銀色の肌のアンドロイド、シルヴァーだった・・・。
「あけめやみ とじめやみ」久美沙織著 ハヤカワJA文庫 久美さんの作品で、もしかしたら一番好きな作品かも。 納められてた他の作品は、皮肉にもコバルトっぽい。
「かなわぬ想い〜惨劇で祝う五つの記念日」服部まゆみ、坂東眞砂子、今邑彩、小池真理子、篠田節子 著のアンソロジー。角川ホラー文庫。
服部まゆみがすき〜っ。この暗さがたまらん。
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