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Majaの日記
Maja
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2004年04月18日(日)
燕がかえるところ

 昼すぎに、デジカメを修理に出すために外出。

 家の向かいの建物に、今年も燕が巣をかけていた。
東京で単身生活をするようになって、そういえば燕は見たことがない。

 巣の前の電線に、家族を守るようにとまっていた。あれはオスだろうか。
なんだか切ない気分で、燕を見やった。
 今、巣をかけている建物は、夏頃に建て替えのため壊されてしまう。
何代にもわたってやってきては、どんどん緑が無くなっていくこのあたりで必死に命をつないできた燕の姿は、きっともう見られなくなるだろう。

 子供の頃は、まだ武蔵野の面影が残っていて、田圃や畑が沢山あった。
白鷺が田圃に降りたって、餌をついばんでいた姿を思い出す。

 宅地開発がどんどん始まって、家と人が増え、畑も田圃も、雑木林も無くなっていった。
 そして虫がいなくなり、鳥が姿を消した。

 通学の時、何か変だ、いつもと違う、と感じたことがあった。
それがなんだったのか、あとで気が付いた。
駅の改築で、大きな鈴掛の木が切り倒されたのだ。
 学校から帰ってくる頃がちょうど、ねぐらにしていた雀たちの挨拶の時間になっていて、それはにぎやかだったのだ。

 その挨拶の声がなくなって、静かになったのだ、と気が付いた。
ねぐらを失った鳥たちは、どうしているのだろう。
来年から、巣をかける建物を失って、燕はどこへ行くのだろう。