今日は、イヴォンおばちゃんとケーキを焼いた話。
私のペンパルは、郊外の森の中に住んでいる。 日本の2階建ての家だったら、10軒くらいは建つんじゃないかなぁ、という敷地面積だ。銀行からお金を借りて、夫と二人で働きながら家賃を返済しているそうである。値段を聞いてびっくり。 私でも頑張れば、買えるかも、と云う夢が見られるような値段だった。 もう少し小さくて、敷地も大きくなくていい。 あんなところに家が欲しい。いや、まじで。 (ま、そこから東京の住宅事情を説明するのが大変だったことよ)
さてさて、そのさらに奥の森を開拓して、番地をかかなくとも届くようなところに、イヴォンおばちゃんと、クルトおじちゃんが二人で住んでいる。
子供たちは独立し、今は夫婦二人で、隠居生活をおくっている。 跡を継いだ息子が、酪農を営み、肉牛を出荷している。 私は、以前からイヴォンおばちゃんのケーキが大好きで、毎回楽しみにしていた。 おばちゃんも私がこれ好き〜〜!!と激しく絶賛していたケーキ、を覚えていてくれて、今回はそれを焼いてみることになった。
おばちゃんちには、今では都会では見られない薪ストーブが、電気オーブンのお隣に現役で活躍中。ちゃんと、冬を越すための薪の束が積んであったのも表でみた。
私が大絶賛したケーキは、Tosca kaka(トスカ・カーカ)というらしい。 クリームを使う物は、トータという。カーカは、いわゆるパウンドケーキのように素朴な物を指す。クッキーもカーカ、とよばれる。
レシピは、昔の雑誌の切り抜きのようだった。 少しスウェーデン語の感じが古い、とおもった。 材料は、ほとんどパウンドケーキと同じだ。 ただ、仰天したのが、バターのサイズ。 一般家庭で、1キロ単位で買うんですか・・・。10gのメモリじゃなくて、50g毎のメモリ。 スライスしたアーモンドを、バターや砂糖を溶かした中にいれて、それをかけて2度焼く。焼き上がりは、おばちゃんの長年のカンで、素晴らしいできばえ。
それがあっさり終わってしまい、時間が余ったので、クッキーを焼くことになった。チョコチップクッキー。
なんでこんなに間隔をあけるのかな、とおもったら、べた〜っと広がって、平たいクッキーになったからだった。
その間に、おばちゃんは夕食の支度をし、作り上げ、洗い物をし、なんとまぁよく働くことだろうか。 夕飯は、スウェーデンの伝統料理、牛肉の煮込みスライスとリンゴンベリージャム、茹でたにんじん、ジャガイモ、グリーンサラダ。 そのうえ、この日の夕食のあとに、食べるケーキまで作ってあった! アップル・クランブルケーキのバニラ風味カスタードソース添え。 絶品である。 ああ、美味しかった。
おばちゃんと一緒に焼いたケーキは、そのごペンパル宅でたべ、(でもホール半分以上残ってた)クッキーはなんと現在も、私の部屋の冷凍庫の中にある。 少しずつ、食べていこうと思う。
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