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Majaの日記
Maja
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2002年11月30日(土)
薄日射す霜月最後の日。

 これからだんだん天気が崩れていくそうで、起きてからしばらくしてから布団を干し、毛布を干し、まくらを干した。
今晩は暖かく寝られそうです。
 洗濯しなきゃいけないんだけど、気分じゃないので、夜にしようかなぁ。

 ところで、ニルセン作曲の交響曲第3番「ひろがり」、爆裂再生中。
演奏はサンフランシスコ交響楽団、指揮はヘルベルト・ブロムシュテッド。

 最近よく考えるのは、生の演奏しか聴けなかった時代というのが確かに、半世紀ほど前まであった、ということ。
現在の日進月歩な録音技術の革新のお陰で、「時間の缶詰」を好きなときに開けて、何回も何回も演奏を聴くことができる。
 今は亡き指揮者や、オケのパートの人の演奏もそこに残されている。
これってすごいことだよなぁ。

 それでも、録音・録画されたものがこれほど普及しても、生への希求が尽きないのは何故か?
 
 映画が爆発的に世界を席巻しても、一度に数十、数百人を相手に繰り返される舞台がなくならないのは、何故か?

 私なりに、生の舞台、演奏を体験して思ったのは、体感温度の差、何だろうと思う。
 映画やCDは、視覚・聴覚をのみ刺激して心に到達するが、生は、全身の感覚に訴えてくるのだ。
 同じものを見ても、通ってくるところが違う。
そんな気がする。

 絵にしてもそうで、印刷された画集よりも、展覧会で見る本物の迫力は違う。
線のゆらぎ、色彩の微妙な重なり、そしてなによりも訴えてくる力。
ときおり、目の前で画家が、その絵を描いているところを想像することがある。

 絵もまた、時間を閉じこめたものであるのだろうなぁ。