最後のエスカ教室の帰りに途中下車して、何年かぶりで行く洋裁を扱う店へ行ってみた。 うちの近所、とはいっても駅2つ先のお店には、金の刺繍糸がなかったので、 必要に迫られてしまったのだ。 改装が済んでさぞ生地売り場が大きくなっているに違いない、と思っていったのに、 なんと、改装中の規模のままだった。しかも刺繍糸の取り扱いをやめてしまっていた! そこのおじさんによると、刺繍糸の需要が11月から12月に掛けてしかないということ、1日店を開けていても売上が数百円しかないこともあるという現実、 また、取り扱うメーカーがどんどんつぶれているし、それから安いモノがあふれて糸を使ったモノを作る人がいないせいだ、ということだった。 「一番良いのは電車に乗ってユザワヤへいくことだ」、と、おじさんは言った。 確かに、近所の個人商店は軒並みつぶれてしまって、今はどこにもない。
店頭在庫を抱えることは、それだけ売り場面積を必要とする。 売れないモノをおいておくことは、できないのが商売の原則。
これって、現在の本の流通についてもいえるんじゃないかなぁ、とふと思った 小春日和の土曜日。
というのも、探し回ってた「百鬼夜行抄・7巻」はネットでオーダーすればすぐ 発送してもらえるけど、店頭はかけずり回ったのに、おいてない。 幸い、今日降りた駅の大型書店で、平積みになってたのを捕獲。
クリスマスに送るプレゼントの準備がこれでできる〜。 ミチコさん、(ついでにエリちゃん)待っててくれ〜!!
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