ふと、なんの意味もない言葉が頭に浮かんできたり、 呟いたりしていることがあります。
むかし自分で作った 電話番号の語呂合わせ です。 気づけば、自分の隠れ家と、携帯と、実家 の3つの電話番号しか覚えていないことに。 10年前なら、友人たちや、よく行くお店、バイト先の電話 と10個くらいは、暗記していたように思うのです。 もちろん数字だけでは覚えられないので、頭をひねって語呂合わせを作りました。 友人が引越したりなんかしたら、大変。 また新たに語呂合わせをつくったり、無意識に以前の番号を押してしまったり。 そういうことも携帯電話と番号登録のおかげで、すっかり過去のことになりました。
でも覚えている。 忘れないものですね。 特に ごみ公卿〜 は捻くりだすのに苦労したのと、一番ひんぱんにかけていた番号なので、 いまでも気づくと呟いている。 もう決して 相手につながらない番号なのですが、 生まれた時から携帯がある世代に生まれていたら、 こういう形見もなかったでしょうね。 その代わりに、携帯の番号やアドレスを削除できずにいたりするのかしら。 形のないぶん、私はこの記憶の形見が好きです。 小さい 私にしか意味のない お祈りのようなものです。
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