痒痛 ☆ 日記 
お酒と音楽と変人と。菫色の日々。

2007年05月08日(火)  総毛立つ

とてもよい休日でした。
いろいろ 充電。
天気もよく、お肌の調子もよく
よし、夏よ来い! という気持ちになっていたのに、

さきほどすごく嫌な怖い目にあったので、
動揺と恐怖を静めるため、小一時間ほど、ゲームをして心を空っぽにしていました。
少し落ち着いたけど、今度はお酒が欲しい。
でも買いに外にいくのが嫌なので、日記でも書いてみます。


とても怖い目にあうと、全身の毛が逆立つ と言いますが、本当です。
単に鳥肌が立つのではなくて、髪の毛も根元から 猫のようにブワッと広がるのです。
人間も毛の生えた動物であることを思い出す瞬間です。
こんなことは生涯に何度かしかありませんが、
さきほど数年ぶりに逆立ちましたよ。
たしかに油断していました。
こんなことはもうないだろう、と思っていたのはたしかです。
でも、どうしてもコーヒーが飲みたかったのです。
それも、缶コーヒー の濃いの。
そういう時もあるではないですか。

書きたくないのか、どうも筆がすすまない。

ちょっとゲームしてきました。

つまりですね、缶コーヒーを買いに夜中に外にでたら、男がいたですよ。
隠れ家の一本裏道に 自販機があってそこに行こうとすると 男も同じ方向へ行ったですよ。
そしてわたしより先に自販機の前に立ち止まりました。
待っているのもいやだし、なによりその男の雰囲気がいやだったので、
わたしはその先の明るい通りにある自販機に向かったです。
そっちはなんでも100円の自販機なんだもんねー、と
ちょっと歩かされることにむかっ腹が立ったので、悔し紛れにそう思ったです。
そしてコーヒーを買って隠れ家にもどってきたところ、

あー いやだ いやだ

わたしの隠れ家は二階にあるのですが、
さっきの男が、その階段から降りてきたのです。

ありえない。
一瞬で全身の毛が逆立ちました。

だってここの二階って わたくしを含め二人しか住んでいないんだもん。
大家さんはトラブルが嫌だからって、女性にしか貸さないんだもん。
しかも夜中だよ。
でもこういうことって前にもあった。

幸い今夜も大家さんの台所のあかりは煌々と灯り、
換気扇から漂う、タケノコを煮るいい匂いが勇気をあたえてくれました。
そしらぬふりで、階段を通り過ぎ、
でも絶対に男を見失わないように、
だって一番怖いのは逆ギレされることと、
それから後をついてきてわたくしが鍵を閉める前に部屋に入ってこられることだから、

早足で男と反対方向に歩き、道の角で後ろを振り返りました。
男はいなくなっていましたが、どこに隠れているともしれないので、
その場で数分待ちました。
少しずつ少しずつ 階段に近づき、いつでも叫べるよう心の準備をして、
階段をかけあがり電光石火で、鍵をあけ 鍵をしめチェーンをかけて、
やっと一息つきました。
すると今度はドアポストが怖くなって、これもずいぶん前に怖い目にあったのです。
ガムテープで目張りをし、
今おきたこと以上の怖いことを考えないように、無心にパズルゲームなどしてみました。

もうやだよー。
あたりまえですが、たとえいくつになっても、
こんなババア 犯すなり殺すなり好きにしなよ、とは思えないよね。
なのに、そんな怖いこともうないだろう どころか普段は考えもしないんだもんなあ。
少したつと忘れるし。
もうしばらくの間は ちょいのまだから と鍵をかけずにゴミを出しにいったりできない。
考えすぎか、と思われるかもしれませんが、あいつ絶対この近所に住んでいる。
以前 男に部屋に入ってこられそうになった時は、裸眼だったので しかも逆光だった
男の激しく鮮やかな緑のトレーナーしか見えなかったけれど、
数日後 忘れもしないそのグリーンが 向かいのアパートのベランダに干してあった時は、
すぐに引越しました。
その数年後、顔もみたことのなかった隣の部屋の男が 夜中に
あなたと神様の話がしたい、と何度も何度もノックするようになった時も
このときドアポストが開いてそこから目が見えて怖い思いをしたのですが、
すぐに越しました。
でもわたくしは いまのこの隠れ家が気に入っているのです。
たとえ過剰反応でも、用心しないほうが馬鹿です。
誰だって 黒いジャージの上下に 短髪の 175cmくらいある男が
夜中に部屋のドアの前にいるかもしれないと思ったら怖いよね。

あー少し落ち着いてきました。
明るくなったら寝よう。
安心して 怖いなんて考えもせず 暮らしていけるということは幸せだ。


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