へえ、旦那さま おら神かけて誓うですだ。 明日の0時かぎり、もうオークションサイトをあちこち覗くのはやめますだ。 おら近頃悪魔の野郎っこに操られてるとしか思えねえ。 そんだ。間違えねえ。 もうおら夏中この哀れな裸ん坊をやっとこ被うだけの布切れは手に入れましただ。 だけんども、いくら手に入れても なんか目新しくて、哀れなおらの虎の子でもなんとかなるよんな、 ベベっこさねえべか、と目ん玉皿のようにしてモニターをギロギロ眺めるのがやめられねえ。 おらが目はなした隙に、どこぞの馬の骨がどえらい掘り出しもんを手に入れちまうんでねえかと思うと、 そりゃあもう夜も眠れねえ。 もうこれは悪魔の仕業でしかありえねえだ。
そうだのっす。もっと悪いこともあるのっす。 おら、はじめにこんくらいならと目つけといたけんども、そのうちちいとばかし 「このべべにこんなこつ高い値さつけて、ばっかでねえの。つきあっとられん。」 と見限ったもんも、 「どうれ、どっかの誰かさんが、どんだけ間抜けかみてやんべ。」 なんちゃらいうて、競る気もないのに、どんどこどんどこ入札額が高くなるのを眺めて、 「あー ばかだよ。おばかさんがいっぱいいるよ。」 と笑ってうさをはらしているんさ。 あぶねえな。あぶねえよ。 ちょいとばかし前に、あるローカルなニュウスを追ってニチャンネルを覗いたら、 前の前の前の前のその前の掲示板とたどらされていっちまって、二晩一睡もしなかったことがあったんよ。 おらはそういう悪魔に手をひかれて、たまにどん底まではまっちまうどうしようもない阿呆なのさ。 この辺でなんとか自力で抜け出さなきゃね。 でも明日、もう1つ狙っているおべべがあるので、 本当に、明日の0時で終わりにします。 閻魔さまにちかいます。
いわゆる、奴隷ことば 『〜ですだ』 や、田舎もんことば 『〜ねえだ。』 は、いつ頃からあらゆる翻訳で使い出したのかな〜。
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