お芝居をやっている間中、 朝起きる→小屋にいく→お芝居する→かたづけて酒を飲む→帰って寝る→朝起きる というスケジュールなので家では顔を洗う以外はなにもせず、ひたすら眠りました。 毎日毎日、一晩にいくつもいくつも夢をみました。 それは普段みるようなふわふわとしたストーリーがあるようなものではなく、 起きている時間におきたできごとや、最近の課題を、身体を休めている間に頭が脳を整理しておこう としているとしか思えない、激しい思考の流出のようなものです。 使い方が違うけれど、ブレインストーミング といいたいようなもの。
起きているときには絶対にできないようなスラスラと流れ出す論理。 同じく起きているときには絶対に自分にむけて突きつけたりしない命題。 文字として頭にみえてくる時もあって、それはレーザープリンターで出力するよりも早く、 ズラズラズラズラと普段使わないようなことばを読まされるのです。 自分の有耶無耶にしていた考えや思いの断片を誰かまったくの他人が文章にしたような、 覚えのない文体。 比喩や飛躍。
朝も毎日目覚ましが鳴る前に目がさめました。 まるで布団から世界に出て行く前に整理しておけ、とでも言われているみたいに。
おかげで、3つのことがクリアになりました。 夢の中でのことですから、布団をでて立ち上がると明確なものはなにもなくなってしまうのだけれど、 最終日、目覚ましが鳴る前に『今回わかったことはこの3つだ』、 と心にしまったことだけははっきり覚えているのです。
わかったようなつもりでいて、でもこんなふうに限界ギリギリまであることをしたりすると、 この小さな意識は、その背後にある底知れぬ 無意識 というものにふいに無防備に触れるときがあって、 なんというかびっくりするんだけれど、 でも素直にありがたく思います。
では、明日は京都です。 紅葉がきれいだといいな。
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