態度を保留にしていたというか、うやむやにしていた。 すきとかきらいとか。どうでもいいと思っていた。 男らしくない。女だけれどちょっと男らしくない。 女の腐ったような奴だ。 (ひどい言葉だけれど、太くて好きだ。使う男達の気持ちの乗りが伝わる手触り。)
まあ、今更はっきりさせようと思い立ったのは 寒くなって胃がキューっと痛みだしたから。深夜や寝起きの空腹時に、胃酸が胃壁を溶かしていく。 いつまでもたこ焼きばかり食べてはいられない。 暖かいもの・油のないもの・味の濃くないもの・汁っぽいもの つまり胃に優しいもの を求めてスーパーを徘徊すること30分。 ふとね、目に入ったのね。いままで足をとめることもなかったコーナー。ボーっと眺めること1分。 思わずそこにあった3種類全部かってしまった。 えび・かに・まつたけ の 茶碗蒸し。 のあっためるだけの奴。
どうなんだろうなあ。とりあえずマツタケ味を食べたよ。胃に優しいかなあ。優しそうだよね。でもタケノコとか銀杏とかカマボコとか、具はあんまり優しくないな。 味も濃くはないけど、すごーい出汁の味というか調味料の味というかマツタケのお吸い物の味。
うーん、うーん、わたしは茶碗蒸しが すきなのかなきらいなのかな、食べてみてもやっぱりよくわからない。 すきだ ってことに落ち着けば、よし今年の冬の胃袋のおともは君だ! と宣言できるのに。いやまだマツタケだけだ。だいいち嫌いだってほど強い感情も抱かない。 そういえば このかんじ うやむやな気持ちは 釜飯 にも抱いたことがあるわ。
というわけで、茶碗蒸しへの対し方はやっぱりまだ保留ということで。今後の課題とします。
手作りの茶碗蒸しはおいしいよ〜。トロトロで喉にツルツルだよ〜。 そ ん な ことはわかっているのです。料亭で食べたこともあるし、調理実習で作ったこともある。 あれって卵を漉すんだよね。生卵いじるのきらいだ。粘液チックなんだもん。 まあたしかに美味しいのは美味しい。でもすきかきらいかというと・・・わからん。とくに温泉宿の茶碗蒸しはべつについてなくてもいい。あ、でもお刺身と交換してもらうものがなくなるからやっぱりついていて欲しい。
テマヒマかけなきゃ美味しいものは食べられないのかもしれませんが、ちゃんとそのタタリで美味しいものなんか食べていません。 求めているのは すきか きらいか だ。
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