痒痛 ☆ 日記 
お酒と音楽と変人と。菫色の日々。

2002年12月22日(日) 宣言

買ってよかった・・・
というお買い物ってあんがい少ないですね。
たいていは欲しい!という気持ち先行。このお買い物がわたしの生活を格段にレベルアップさせた、なんてのは。

最近、本当に買って良かったものは、ゴミ箱です。
よくある、蓋のついたボタンを押すとバカッと口をあけるやつ。
かつて、我が家にはゴミ箱は0でした。いわゆる籐の屑入れ(ほんとうはイグサ)が2つあるだけでした。小さいのがね。
そのため、屑入れはすぐいっぱいになり、蓋がないので、溢れる。夏場なまものはちゃんとポリ袋にいれてギュッと縛らないと、匂う。ことから、週のすべてのゴミ収集日を忘れず欠かさず、ゴミだしするということに神経をつかっていました。
そのため眠くても絶対今日ゴミださないと、と明け方まで無理やり起きていたりしました。
が、ゴミ箱をかったとたんに、そんなの週に1回でOK。
せいぜい、オフィスタイプの大きさのゴミ箱ですが、蓋っていい!すっきり。
屑入れは本来の、化粧前や、デスクの紙くず専用になり、いっぱいになったら、ゴミ箱へ。
980円で、生活改善。もっと早く買えばよかったんだけど、好みにあう、色形がなくて、プラスチック製品は壊れないので、へたすれば何十年もつかいそうなので、妥協できなかったのです。他人からは、購入品と見送り品の差がわからないかもしれないけど、頑固一徹。でも、選ぶって楽しいし、責任でもあるよね。
お金を使うのって社会を動かすから、ふだん意識しているわけではないけど、無言の一人不買運動とかしている時もある。

そういえば、マクダナルダやスタバックスが赤字で店舗次々撤退しているようですね。ざまあみろ、とはいわないが、あたりまえだ、とは言おう。
同じモノで世界を埋め尽くそうとしてもそうはいかないよ。
ひとに選択の自由・意思があるかぎり、拡張主義、埋め尽し作戦はいつか破綻する。
グローバリズムの変さに気づかなかったひと達にはわかりやすい例なんじゃない?
世界中すみずみまで、多国籍企業の看板がのさばってどの街にも1店舗、大きな街にはかどかどに。一瞬地元の個人企業の街のお店を壊滅させたようにみえたって、選択権のあるひとが何人かそしてだんだんと、もう十分だ、と思えば拡張はもうおしまい。新しいものに取って代わられないように、サービスを多様に繰り出したって、目先のこと。もう十分なのは、結局どこにいっても同じなその商品自体なんだから。選択肢のひとつとして、1店舗ぐらいはいよ、って、結局なめて食い物にしていた消費者とやらに告げられるんだよね。

拡張埋め尽し主義って結局は帝国主義でしょう。やがてすべて世界の人々がそこで買い、そこで働き(だって働き口がみんな潰されてないんだから)、人々はそこそこギリギリで暮らし利益は頂点に吸い上げられていく。でも、こんなに人口の多い日本でももう限界みたいよ。そりゃあ、アジアの人口と金で何十年かは、大丈夫かもしれないけどね。
帝国の元老たちは、自分と孫の代くらいまではせいぜい損得勘定はすんでいるつもりかもしれない。
でも、わかんない。それが世界だ。おもしろい。
そしてゴミ箱ひとつでも選ぶ権利を自分はもっている。おもしろい。


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