ふけてる、とか若く見える、とかはどこが決定するのでしょう? 顔立ち?表情?しわ?肌の質感? 年相応って社会の規範はどこできまるのでしょう? ホントに西洋人はアジア人を若く見積もるのでしょうか? 本当に子供は大人に思われたくて、大人は若くみられたいんでしょうか? 少年のような、とか、いつまでたっても子供みたい、と言われることを喜ぶ風潮はなんなのでしょうか?
全部、疑問のままで答えはないのです。たまに考えるけど、たまに「えっ?!」 と思うけど、それは過去と見えない未来を秤にかけているのかなあとも思うけど。
自慢ではないよ、決して。わたしは若くみられます。10歳くらいはいつものことです。特にステージでは。ことばに出されると、「女優だから」とか「化粧もプロだから」とか答えているようなんだけど。正直嬉しくもないし、いつも疑問が残るわけです。若くみえるってその基準は一人ひとり、いつどこで決めてるんだろうなあ、と。西洋人に小学6年生、と言われた時は、?と思うよりも、ああ、アジアの人はきっとお面をかぶったように、中身が見えないほどなじみがないんだなあ、と思いましたです。
で、舞台上の話なんだけど、いわゆる固定観念、つまり若い子ちゃん役をやるヒトというのをいつやめるか。そりゃあ、60にもなれば勝手にそうなるだろうけど、 それに10年前とは自然変わってはずだけど、ポジションはいつどうのようにして移り変わっていくのでしょう。 結構、一生をかけた実験です。
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