| 2006年05月05日(金) | どう転んでも暗い |
宮部みゆきの模倣犯、読み終わりました。
毎日毎日、ニュースでは嫌な事件ばかり起こりますが、結局それは他人事であって、それにまつわる被害者の家族や加害者の家族の心情なんてナマで伝わってくることはありえません。
ワイドショー等でやっていたとしても、それはやっぱり他人事なんだよね。同じ太陽の下、同じ日本で起こっていることすら認識できないかもしれない。
模倣犯、被害者よりもその家族の心情が、いくばくかでも認識できるかもしれない。フィクションであるけども。
ものすごく面白いんだけど、読めば読むほど暗くなります（苦笑）読後感は・・・なんともやりきれないような。あ、ちゃんと解決するんですけどね。
読んでる最中、何が嫌って、まーまー鼻水の出ること出ること。花粉ピークかな。
本当に、蛇口が壊れたかのようにずっと出てました（汚い）
ティッシュは一箱使い切った・・・・そして鼻の下はヒリヒリする・・・うぅ、最悪だ。明日は家でもマスクしないとダメかな。。。
