2003年06月10日(火)<<<ばかな期待
夜、突然かかってきたあなたからの電話。 私が卒業してからはときどきメールを交わすくらいで 電話なんてかかってきたことがなかったからびっくりした。
いつもより沈んだ声。 そんな声で、 最近彼女とうまくいっていないんだなんて話をされる私は やっぱり都合のいい女扱いなのかもしれなくて。
だけどそれでもあなたが好きだと思う。
弱音を吐かれても、 頼ってもらえているような気がして嬉しくなる。
きっとほんとうは、誰のものにもならないでいてほしい。 ただ、相手が彼女ならまだあきらめがつくっていうだけで。
とてもつらそうなその声で あなたのなかでの彼女の存在がどれほど大きいものかわかるから、 かなしくならないはずはないし ほんのすこしだけばかな期待もしてしまう。
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