2002年11月04日(月)<<<サヨナライツカ
いままでは流してた言葉に初めて返事をした。
持ち帰ってみますか。
ほんとうに部屋まで連れていかれても まだライヴの続きみたいで、 その気持ちを持続させたまま長く一緒にいられることが 単純に嬉しかった。
予想外の展開。 いろんなことを話して、優しいキスをたくさんもらった。
だけど期待なんかしない。 彼女の存在も全部わかってて踏み込んだ。 私のことを好きだって言ってくれたその言葉だけで。
かなしく終わってしまうとしても。
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サヨナライツカ
永遠の幸福なんてないように 永遠の不幸もない いつかサヨナラがやってきて、いつかコンニチワがやってくる 人間は死ぬとき、愛されたことを思い出すヒトと 愛したことを思い出すヒトとにわかれる
私はきっと愛したことを思い出す
「サヨナライツカ」 辻仁成
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