2008年05月31日(土) |
うどんの故郷 (フジ@富士吉田) |
フジファブリックの富士吉田でのライブ。すごかったです。 ものすごく感動しました。
蛇足にはなるのですが、自分の覚書として感想を綴っておきます。
ボーカル志村氏の故郷、富士吉田市。 場所が場所なだけに、ちょっと遠足な気分。 今日は、フジのライブは初となる姉を連れて行きました。 あいにく小雨の天気で寒かったですが、 JTBの弾丸バスツアーで行ったのでラクでした。 会場に早めに着き、街をちょっと散策。 公式HPの写真レポにもありましたが、 月江寺駅の垂れ幕の文字がウケた。
富士五湖文化センターは、もう超庶民的な感じの、 まあごくごく普通の市民会館でした。 開場まで結構時間が余ってしまった。
開演間際、ご親戚の方々やお友達らしき方がちらほらいて、 アットホームな雰囲気。フジはメンバーが出身地ばらばらで、 いつもアウェイで戦ってる感じがしてたので、今までに無い空気。 (あ、でも他のメンバーの出身地でやるときもこんな感じなのかな?)
会場は中野より狭くて、席は真ん中あたりだったけど、 ステージとの距離も近くて、椅子ありだし、ちょっと贅沢な気分でした。 そういえばまた右後方でした。いつもソウ君側ですな。
そして、開演。 オープニングSEが、SEっていうか、「大地讃頌」!!! これはめっちゃかっこよかった。上がった!(笑) 志村さんが中学の合唱コンクールでこの市民会館で歌った、 その音源を使ったそうです。 合唱曲での幕開けは感動しますね。曲自体がいいのもあるけど。 志村さんは「よかったっしょ?もう一回、 この場所に俺の声を流してみたかったんだよね」 とか言ってました。うん、最高!ニクイ演出!
ライブの内容は、ツアーの勢いがそのままで、クオリティ高かった。 志村さんの感情はとてもストレートに伝わってきて、 メンバーもそれぞれ、暖かく見守ってる感じでした。 地元の市民会館、旧友の前でのライブ、 ということもあってか、妙に落ち着いている感じもしました。 ツアーをこなしてきたことで自信もついていたのかな?
メンバーもだけど、今日はお客さんもすごく暖かくて、 志村コール、おめでとうコールが何度もありました。 初フジライブの姉も、すっごく楽しんでくれてて、 懐の大きいバンドになったな〜と思いました。(上から目線(笑))
TEENAGERのツアーとはいえ、番外編みたいな今回。 古い曲もたくさんやってくれました。 中でも、線香花火→浮雲の流れ。 浮雲は結構、家でもよく歌うんですよね。歌い上げる感じが好きです。 浮雲のときの照明、すごくきれいだったし、演奏も鳥肌モンでした。
そして、なんといっても、今回のアンコール。 茜色と陽炎。 その前のMCで、「楽しいことはほんとに少しで、 ほとんどが辛いことだった」というようなことを、 ほんとに辛そうに言うから、ちょっと心配になりましたが、 中野でも確かに、バイト先で社員にならないかと誘われても 音楽を続けてよかった、と少し冗談を交えて言っていて、 それが富士吉田ではより素直になって、こう言うしかないんだな、と、 改めて、この富士吉田ライブの重要さを感じました。
「地元の人だけではなくて、フジファブリックのファンで、 富士五湖文化センターを一杯にするという夢が、 12年経った今日叶いました」 茜色の夕日で、メンバーのコーラスが響く中、 泣いて歌えなくなってしまった志村さん。 以前、「俺、一人の時はすごい泣き虫だけど人前では絶対泣かない」と 言っていた志村さん。 夢、叶ってよかったね。おめでとう! そして、ありがとう!
志村さんが日記にも書いていたけど、会場のみんながほんとに 同じ気持ちになってた。奇跡みたいに素晴らしいライブでした! 今後ももっともっといいバンドになっていけるよ! また聴きにいきます!
−−−−セットリスト−−−−−−−−−−−−−−−−
TEENAGER FANCLUB TOUR 追加公演 2008.5.31 富士五湖文化センター
1. ペダル 2. 記念写真 3. B.O.I.P. 4. Sunny Morning 5. chocolate panic 6. 桜の季節 7. 唇のソレ 8. ロマネ 9. 線香花火 10. 浮雲 11. まばたき 12. 若者のすべて 13. 星降る夜になったら 14. 銀河 15. TAIFU 16. Surfer King 17. TEENAGER En1. 茜色の夕日 En2. 陽炎
|