Kin-SMA放言
もくじ昨日のこと明日のこと


2005年03月05日(土) ちょっと話が堅いか?

『チョナン・カン2』

今回は、俳優・チョナンの憧れの地「ソウル総合撮影所」を見学。

日本で言ったら太秦の東映京都撮影所みたいなとこでしょうか(勿論、ソウルの方が断然広い)

巨大なカチンコ形のオブジェがチョナンの背後に見えます。

−5℃という極寒の中(雪も積ってる)、だだっぴろい撮影所を探索。

まずは『スキャンダル』を撮影したセットへ。

チョナン、案内してくれている女性スタッフに、

「ぺ・ヨンジュン氏は好きですか?」

と質問。

女性スタッフは、

「韓国の女性だったら、当然みんな大好きですよ」

ホントか?(←何で疑うんだよ?)

このやりとりが後々意味を持ってきますので、キオッケジュセヨ←?

続いて、『銀杏のベッド』で使用された宮廷のセットへ。ハン・ソッキュ氏主演のこの映画はチョナンも大好きだそうです。

そして次に、チェ・ミンシク氏主演の『酔画仙』が撮影された昔の民俗村のセットへ。

ここでまたチョナンの質問。

「ぺ・ヨンジュンさんとチェ・ミンシクさんだったら、どっちが好きですか?」

女性スタッフは、「チェ・ミンシクさんですね。演技がとても素晴らしいですから」と答えます。

さて、その次は、日本でもヒットした『JSA』の広大なセットへ。階段をぴょんぴょん駆け上るチョナンが、めちゃくちゃ可愛いんですが(*^^*)遠足に来た小学生かチミは?!

本物そっくりに作られた板門店の軍事境界線まで降りて行って、映画の中のソン・ガンホ氏とイ・ビョンホン氏の芝居を再現。

顔のアップだけとはいえ、たった15秒の再現のために、ヘルメットや軍帽、軍服を用意し、チョナンに本意気の二役メイクをばっちりほどこして撮影した『チョナン・カン』スタッフ、ヲタですねぇ〜(^^ゞ(←こ、こら)

それが終わるとチョナン、黄色い38度線をワッタカッタして遊んでます(ヾ(−−;)ヲイヲイ、そこの小学生

これを見て思ったんですが、チョナンって、実はすごいデカイ男なのかもと(何気に問題発言)

ぼくは、今までの彼の韓国に対する優等生的発言は、「歴史を深く知らないから」出てきたものなのかと思っていたんです。

でも、これを見て、ちょっと、もしかして違うのかもと。

ここは映画のセットですから、こんなことして遊んでも、スタッフに苦笑されるだけで済みますが、チョナンだったら本物の38度戦でも銃殺覚悟で同じことするかもしれない、と思ってしまった(するかよ!)

単なる“無邪気”から来たものなのだろうか? この行為は。

いいや、何か、韓国人であり、韓国映画界に属している彼女へ向けた、深遠なメッセージをこめた行為のように思えました(←どりぃむ!)

話を聞いていると、チョナンはびっくりするほど韓国映画をたくさん観ているし(しかも韓国映画に嵌ったきっかけは『シュリ』だったんだし)、だとすると、南北問題についても、今までぼくが彼に対して思っていたよりも、ずっとよく知っているのかもしれない。

本当のところは彼本人の発言を待つしかないんですが、何か、深いものを見た気がしました。

て、ぼくの希望的思い過ごしだったら笑えるけどね(^^ゞ それでもむしろ面白いが。

さて、ここでまた例の質問。

「ソン・ガンホ氏とイ・ビョンホン氏とでは、どっちが好きですか?」

「イ・ビョンホンさんの方が好きですね」

「じゃあ、イ・ビョンホン氏とチェ・ミンシク氏とでは?」

「チェ・ミンシクさんの方ですね」

「そうですか。じゃあ、とチェ・ミンシク氏だったら?」

そういうことかよ(′_`)

女性スタッフ、「あははは(汗)」と笑って、「それはチョナンさんですよー」

ありがとう m(_ _)m ←なんでお前が礼を

チョナンも、「お気遣いありがとう」と言ってます。


←そういうことじゃないと思うが



これでまた一歩、ハン・ソッキュ氏に近づきました(それも、違うと思うが/汗)





そのハン・ソッキュ氏と言えば、今日の『SmaSTATION-4』は「映画に対する検閲と表現の自由」という特集で、ハン・ソッキュ氏主演の『その時、その人々』への削除命令が取り上げられてた。

この削除命令(というか、発端となったパク・チョンヒ大統領の遺族からの上映差し止め請求)に関しては、政治的な色合いも強いと言われているが、ぼくは最初「遺族からの文句」という点で、日本でも田中角栄のドラマが制作中止になった件を即思い出したわけです。

しかも、遺族自身がある程度の権力者だっていう点まで似ている。なのであまり釈然としないところも(−−;)

本当に守られなければならない人たちのプライバシーはだだ漏れで、強い奴ら、声のでかい奴らだけが守られる。ムカムカ。

ちょっと話が逸れそうになった。

ぼくは『お茶漬の味』に対する「あまりにも日常的すぎる」という軍部の言い分には、スゴく作為的な嫌らしさを感じた。嘘に決まってる。この設定に明らかな「反戦メッセージ」を嗅ぎ取ったに他ならない。こういうところが権力者は狡いよな(←なぜか激昂)

それはともかく、ぼくは、“エロ”はまた別の話だが、暴力シーンの規制は必ずしもいけないとは思わない(今の映倫の基準に説得力があるかどうかは別として)。

反対している人たちに言いたい。言っちゃ何だけど、みんなコドモを甘く見すぎだよ。コドモは大概にして無邪気に残酷な生き物だ。映画に託された高尚なメッセージをしっかと受け止められる子も、そりゃあたくさんいるでしょう。だけど、たいていの子供は自分が見たまんま、感じたまんま、自分が一番記憶したシーンを自分の感性で(それは作り手が期待したことと全く逆とも限りませんよ)受け止めるものですよ? そんだけ感受性がやわやわなんだから。

かと思うと、30過ぎのヒッキーのヲタが幼児誘拐殺人でも起こした日にゃ、必ず部屋の中にその手のビデオがないか血眼で探し出して、30秒でもそういう映像のかけらを見つけ出して鬼の首を取ったみたいにそれのせいにするし。

・・・話がどんどん逸れていく予感。この辺で終わっとこう。

でも慎吾ちゃんが鋭いこと言ってたな。

映画が規制されていても、それがDVDになって発売される時に、その規制は何の効力もなし。縦割り行政(映倫は“行政”ではないが)の典型的ぬかりですよねー( ̄^ ̄;)ホント、しょーもない






『キンキラキンキワールド』

何の挨拶もなくもりんもっちが入れ替わり。

ひとっこともないですよ、まじで(`へ′)

そんな光一さん久々の『キンキラ』は、はるか1年前にやった「2004年度大予想」の答え合わせ。

あまりにも話が壮大すぎて(こら)ついて行けません。

昨年の3月20日放送分で、「プロ野球ペナントレース セ・リーグの順位」「F1の優勝チームとドライバーズ・チャンピオン」「もずくの生産量日本一の県」(3つ目の意味が解りませんが)を予想した光一さんなのですが、近年興味が失せ気味のプロ野球に関しては正解率ゼロ、F1は当然のようにパーフェクト、もずくはどうでもいいってことで「はずれ」でした。




←マニア



そして今年も2005年度に関して予想しますが、「もずく」→「めかぶ」になっただけ。

ところで光一さん、海のものである“めかぶ”の生産量日本一を、海のない「長野県」と答えましたよ(×_×)

“芽蕪”(カブの芽)だと思ってたらしい・・・。

後に、“もずく”と同じ「沖縄」に修正。

つうか、今答え教えろやってことですよね。一年待つ必要がどこにあるのか。

ちなみに「めかぶ」といえば「三陸沖」ですよ光一さん(既にこれでもうアウト(T_T))

なんか、小学校の『社会公民』みたいですな。


ておどる 【2006年以降に書いた日記はこちら】てくてくミーハー道場