Kin-SMA放言
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おめでとうございます。←?
まー、ご本人に直接伝わらなくてもいいです。とにかくおめでとうございます。
自己満足のご挨拶が済んだところで、まいりましょうか。
(一応今日のメニューは、「舞台」→「舞台」→「どっち」→「KinKiさん」という順番にさしていただいております)
本日おひな祭りの日、平成の勘三郎が誕生いたしました。
ぼくは知らなかったんですけど、「中村勘三郎」という名跡は、江戸歌舞伎の宗家と言われる「市川團十郎」よりももっと古く(そういえば、今の團十郎は“十二代目”で、今度の勘三郎は“十八代目”なんだもんな)、江戸歌舞伎の“始祖”と言って良いお名前なんですね(と言っても、初期の勘三郎は「役者」というよりも「座元」としての方がメジャーな扱いだった)
ぼくは先代を生で観たことがなく、ぼくにとっての「勘三郎」は、きっといずれ当代になると思われます。
でも未だに「勘九郎」って言いそうになるね(^^ゞ これはしょうがないんです。誰でもそうだった
そんな「十八代目中村勘三郎襲名披露 三月大歌舞伎」(歌舞伎座)初日。
昼の部だけ行ってまいりました。
皆さん御存じのように、100%祝賀ムード満載とはいかない事情があったんですが(−−;)それでも当代の一所懸命さが伝わってきて、周囲もそんな彼を守り立てようとする気持ちに包まれていて、トータル的には清々しい初日でした。
「猿若江戸の初櫓」
猿若(中村)勘三郎の“誕生”を描いた祝祭的舞踊。勘太郎がお行儀よく勤めていて上々吉。
“次男問題”に悩むのは鯉之堀家だけじゃないんだなーと(←こじつけ)
どこんちも“次男”は頭痛のタネですな(←だから、こじつけ)
ますます長男に肩入れしてしまうぼくであった(もう、やめて! ハイ、ジャンガ×2)\(−−;)えーかげんにせーよ
「俊寛」
どーも高麗屋のセリフ回しが耳に障る派なんです、ぼく(_ _ )
でも実は、ぼくが初めて歌舞伎座で観た狂言が、この、高麗屋の『俊寛』でして。
その時、千鳥を演じていたのが、現勘三郎でして。
あまりの可愛さに、ぎょんゲテ(←著しく驚いた表現)した記憶がございまして(◎_◎;)
それ以来、虜になって今に至る。
瀬尾に歯向かって行くところを俊寛に止められて、足をぴょんっ! とさせるところなんて、未だに網膜に焼き付いております(v_v)
今じゃ俊寛を演る人になってしまった勘三郎ですが、あの千鳥はぼくの彼に対するイメージの原点です。
そういうことばっか考えてて、本日のキャストの皆さんを真面目に観てなかった(謝)
泣けるときは思いっきり泣ける近松の大傑作ですが、そんなわけで今日は普通に終わっちまいました。
「口上」
期待どおり、高島屋(左團次丈)が笑わせてくれました。
大播磨(又五郎丈)が、完璧に泣かせてくれました(T_T)
人数が多いので、スピーチと同じで、短い方が尊ばれます(コラ)
楽しいお話なら長くてもいいんですが(コラ2)
ぼくは、ハエが飛んでいたかどうかが気になりました(*^^*)←分かる人には分かりますね(笑)
飛んでいたことを、祈ります。心から。
「一條大蔵譚」
大一座による襲名披露狂言第一弾。
特に、小山三丈の鳴瀬、助五郎丈改め源左衛門丈の勘解由という配役に、なかむら屋&松竹の愛情をひしひしと感じ、胸がいっぱいになりました。
そして鬼次郎に仁左サマ、お京に玉さん、常盤御前をジャック様という超豪華版。
それなのに、大蔵卿が出てきたら、彼しか観てないぼくがいた( ̄  ̄;)完敗
作り阿呆の可愛さは最強。
特にこういう口してるとき→( ̄◇ ̄ )タマネギ部隊(c『パタリロ!』)ではありません
そして、そのアホの仮面を脱ぎ捨てた時の精悍さったら(v_v)ホレボレ
実は今日ふと気づいて、ドブ外(花道の西側)からもう一回観たいと思ったのだが、今月のキップは完全に売り切れております。そりゃそうでしょうな。残念だが仕方ない。次回また大蔵卿が出る時に、忘れないようにしとこ。
一旦職場に行ってちょっと仕事したり明日までの仕事を受け取ったりして、北千住に向かう。
「BATBOY THE MUSICAL」(THEATRE 1010)
昼夜で歌舞伎→オフブロードウェイミュージカルなんぞというはしごをしたら、さすがに脳内混乱してしまうがね。
実はこっちは今日観るはずじゃなかったのだ。完全に切符を頼む日付を間違えていたのだ。
でも今さら変更はできんということで、行きました。
だって、森山未來クンの主演ミュージカルなんだもん、捨てるわけにはいかんだろ。
一言。
参りました m(_ _)m ここでも敗北宣言ですか
なんてすごい子なんでしょう。
『セカチュー』観なくてごめんね(でも、今後も観る予定はない←鬼)
ぼくはやっぱ、ナマが好きなんだろうな(まぁ、H!←そういうお前がH!/怒)
映画とかドラマとかでどんなに素晴らしかろうが、あんまりそそられないんだけど、舞台で魅了されると「一生ついて行きます!」になっちゃうのよね。
なんつー身体能力、なんつー歌唱力、なんつー表現力。
宮本亜門が絶賛しただけのことはある(そういや『ボーイズ・タイム』を観てなかったんだったな)
作品そのものは、思いっきりB級な感じ(ただし良い意味で)
演出にも遊び心があって(「CHILDREN, CHILDREN」に出てきた“動物たち”には爆笑)「低予算×マニア受け」をモットーとする(?)オフブロードウェイミュージカルらしさに溢れていた。
最初、出てくる人たちの性格がずいぶん類型的だなー(特にパーカー夫妻)と思って「期待はずれだったかな?」と思ったんだけど、その理由が最後にちゃんと解き明かされる。
変なとこで笑えて、変なとこで胸が苦しくなって、変なとこで哀しくなるんだけど、ぼくにはその場所がすっとんきょうには思えなくて、作った人はちゃんと人間を見つめているな、ということが伝わってきて嬉しかった。
ちょっとだけケチをつけると、出演陣は、ほとんどぼくでも知ってる名だたる歌唱力の持ち主の皆さんだったんだが、ところどころハーモニーが不協和音なとこがあって。
これが、シルヴェスター・リーヴァイ氏的“わざと”な不協和音ではないことは、バンドの音とズレてたことから判明。ちょっと残念でした。
でも、何か凝ってて難しいナンバーが多かったようにも思う。
で、今回の出演者の中で、最も目を惹いたのが、実は「マギー市長」役の伽代子嬢。天才的な間。プロフィールを見たら、「欽ちゃん劇団二期生」とある(′_`)思いっきり納得
それにしても、こんな風にシアターゴアーをやってると、絶対に貯金ができねぇ。困った(何だこの〆は?)
テレビを観よう。
『どっちの料理ショー』(サンドウィッチ vs 天むす)
しょっぱなからツヨぽん、初登場のフットボール・アワーをつかまえて、
「今、飛ぶ鳥も落とす、フットボール・アワーのお二人」
と、いつものホメ殺し作戦を決行。
いかなる深謀遠慮が彼の中にあるのか(多分、ほとんど何もないと思うが(^^ゞ)
かと思ったら、
「10種類の天むすをやります!」
と自信たっぷりに宣言する杉浦シェフを、
「ちょっと・・・太りましたか?」
とばっさり(*≧∇≦*)いや〜ん
確かに太ったぞ杉浦シェフ(×▼×;)
何だかんだあって「草なぎ剛の腹ペコ交遊録」
芸人の苦労話に興味がある(?)ツヨぽん。
フットボール・アワーに話を聞いていると、カンニング竹山が乱入。
今でも苦労中だという竹山に、
「じゃ今度、みんなで昔の苦労話をね。僕の、あの行きつけの『ひょうたん』ていう(店が)あるんですけど、そこで、飲み明かしましょうよ」
と、社交辞令でシメようとすると、
「絶対行くね?!」「メールアドレス、教えてくださいよ!」
と芸人たちに予防線を張られる(^^ゞ
「あの僕、メールはちょっとやらないんで(汗)」←うそつけ
「あとで、じゃあ、あのー事務所に電話しますんで(しどろもどろ)」「直接いいじゃん、今!」「ちょっと退いて行ってますよ、もう既に」
「ちょっと、一旦(カメラ)止めてください!(焦)」「なんでよ?!(怒)」
ツヨぽん、芸人の心を弄んじゃダメよ?(−−;)
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