Kin-SMA放言
もくじ|昨日のこと|明日のこと
2004年11月27日(土) |
テレビ局間を渡る草なぎ剛 |
頭痛は未だ治まりませんが、きっちり観ました『海峡を渡るバイオリン』
3時間て、足りないよぉ──っ!(>_<。)
『弟』並にとは言わないが、2日連続で合計6時間ぐらいやってほしかったなー。
というのもやはり、『天上の弦』を読んでると、すごくはしょってる感じがしたから。漫画では未だ昌鉉青年は大学生なので。
とは言いながら、少年時代の昌鉉と相川先生(オダジョー美しい〜っ/涙)のシーンなんか、最初から涙ぼーぼーですだよ(T_T)
それと、この少年時代の昌鉉役の子、かわいいー(*^^*)篠田(正浩)映画に出てくる少年みたいで。
ボーズ頭が似合ってて。戦前の日本の少年たちも、こんな感じだったろうと思う。
というのもあるが、めっちゃ上手いのよ演技が。一体何者なんだ?!(サイト見ても、詳しいこと分からず。探し方が悪いのかな?)
さて、昌鉉役がツヨぽんになって、しょっぱな学生服(←それが何か?)えっ・・・あの、その(汗)
それと、大変素晴らしかったこのドラマで、唯一ひっかかったのが、昌鉉の髪型ですねやっぱり。戦後から60年代にかけて、男性でこの長さはあり得ないだろ。
色んな仕事が並行していたツヨぽんだから、髪が切れなかったのは分かる。でも、これで一気に信憑性が薄れちゃったのも否めないなぁ・・・残念だ、本当に。
さて、話は内容に戻って。
すごい、ツヨぽん泣きまくりの怒りまくり(×_×)
このパッションはどこから湧いてくるのか? と圧倒されてたら、2時間後に別局で答えが(^^ゞ
それにしても昌鉉さんもすごい人だが、南伊子夫人もすごい人ですな。
芸術家とは、一つのことに夢中になると他のこと全てを犠牲にしてしまう迷惑(こら)な人種だが、それをここまで支えられるって・・・。
そんな夫人が「私もう子供たちと一緒にこの家出て行きたい!」と泣きながら告白するところは、本当に圧倒された。
女にとって、自分の伴侶の夢に寄り添いながら生きることはそりゃ幸せだろう。だけど、母になった女には、それよりも大切なものがある。
夢を追求して生きる男だって、そのために子供を犠牲にしてしまったら、どんなに自分が偉くなったって、一生埋め尽くせない穴が空いたままだろう。
このドラマ、ぼくは昌鉉さんの波乱な人生とそれを演じるツヨぽんの演技力に触れられれば満足、と思っていたのだが、観終わって一番ずしんと残ったのは、結局カンちゃん(菅野美穂)と田中裕子の、“二人の母親”の存在感だった。
母子モノって絶対泣いちゃうからな。卑怯だぞ〜(T△T)←暴言
だがしかし、「私は、陳昌鉉と申します!」の声のひっくり返り方とか、その後どわーっと走り去るところとか、ミミズにどばっと覆いかぶさるところとか(うわぁ〜(×_×;))そういうところがプチツボだったり(^^ゞ杉田監督がメイキングで「ここまでやれと言ってない」と苦笑してた。ツヨぽんらしい〜(≧∇≦)
あと、ストラディバリを舐めるシーンの“目”(×_×)こ、怖い・・・。“芸術家”の目だ
(そう言えば、バイオリンの“ニス”って毒なんじゃなかったか? ツヨぽんが舐めたのを見て、昌鉉さんが仰天してたって記事を読んだ気がするが)
ツヨぽんは、本当に役に入り込んじゃうタイプなんだなーと。
泣く芝居も、台本に「泣く」と書いてあるから泣くようにしてるんじゃなく、そのシーンのその役の気持ちになって、芝居してるうちに本当に泣いてしまうんだろう。そして、泣けなければそれでもOKという杉田監督の演出姿勢、ぼくは大賛成です。
役者が美しく泣く表情なんかより、その役者がその役に入ってその感情に成りきってるかを大切にする監督だと思う。
ツヨぽんと杉田監督は、とても相性がいいと思った。今後十年以上のスパンで付き合っていってほしいな。
そして『SmaSTATION-4』
押し掛け準レギュラー(笑)草なぎ剛、正式招聘\(^^)/
3分で海峡テレビ局の垣根を渡っちゃいました。
『裏スマ』は、「泣ける俳優 草なぎ剛を見て1分間で泣きまSHOW!!」って・・・『涙のSMAP』のパクリか?!
つうか、慎吾ちゃんにずっと見つめられてるのに真顔を崩さないツヨぽんがすごい(^^ゞ
それにしても、こんなにがっつりツヨぽん特集だなんて、思いもしなかった(◎_◎;)太っ腹だぞーテレビ朝日
微妙な距離で「演技」について一問一答する香取慎吾 vs 草なぎ剛。しかもマジ問答。
これ最高だった。
めちゃめちゃ対照的だったツヨぽんと慎吾ちゃん。ぼくはツヨぽんタイプの役者の方が共感できる(というか慎吾ちゃんタイプって、“天才”すぎるぞ!)
そこに、絶妙のフリ(笑)で月イチゴロー登場!
今日のスマステ、豪華すぎる(^▽^)
|