Kin-SMA放言
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2004年03月20日(土) 長さん(−−、)

日本人が「長さん」と呼ぶ時、72%(また根拠のない数字を・・・)は、彼のことであろう(もう一人かつて「長さん」だった方は、現在は「ミスター」と呼ばれることが多い。はからずも、両者病魔に襲われてしまったが、ミスター、ぜひともご本復をお祈り申し上げる)

いかりや長介氏。享年72歳。

心よりご冥福をお祈りいたします。

ぼくの父と同じくらいだったんですねー。

ということは、ぼくが小学校時分、国民的アイドルな勢いだった加藤&志村を向こうに回して、PTAが眉をひそめるほどの破壊的肉体燃焼系ギャグを繰り出していた頃の長さんは、今のぼくと同じくらいのお年だったということになる。

すごい(◎_◎;)改めて

つくづく、病魔は恐ろしい(−−。)



とはいえ、ぼくはあまり俳優としてのいかりやさんを観ていない。『踊る大走査線』や、彼の持ち役である『取調室』の水木警部補を観ていないからだ。

わずかに、『白い影』の石倉さんと、『ガッコの先生』の“おやっさん”が、ぼくの印象に残っている「俳優・いかりや長介」だ。

そして、最後にぼくが長さんを観たのは、ビストロSMAPになってしまった。





今日は春分の日、つまりお彼岸の中日だった。

太陽が真東から上り、真西に沈む日。昼と夜がぱっきり同じ時間の日(東京地方は雨だったけどさ)

お墓参りをしてぼた餅を食べる日(なんじゃその認識は)

「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるように、春分の日は、冬が去って春が訪れる日、とも捉えられている。

だからって、

光一さんが戻ってきたとたんにつよっさんがいなくなるって何よ?! 『キンキラ』!!!(大抗議)

許せない(T△T)

光一さん例によって鼻声です。

それはある意味いいんですが(何がいいんだ?)なぜかモエるの(^^ゞ

おっさんが居酒屋でくだ巻いてるみたいな話題セレクト(巨人、F1、モズクの三題噺)はやめてくださいキンキラスタッフ。

あまりにもなじんでいますので(←おい/怒)

横にOL部下を座らせでもしたら、セクハラ(?)ですよ、ホント。

もちろん座らせてほしいOL部下はあの人しかいませんが。

「ふーん」「ほぉ〜・・・」「・・・(黙りこんでしまう)

等々のセクハラ中継(違う)をなぜ我々リスナーに提供しない?! キンキラスタッフ(無理言うな)


←なんでだよ?!



まぁ、難しいのはきっと「スケジュール的に」だと思うのですが。

やってほしいなぁ、本気で所望。

先週、

「・・・こんな、一人でしゃべってても・・・寂しいがな〜」「前の席空席やがな、毎回空席や(T_T)」

と、OL(←しつこいですか?)つよっさん心から寂しそうに語っておりましたというのに。

ったく、この番組のスタッフはじゃ(`へ′)





で、今日ぼくは、この番組を始め、土曜日のレギュラー番組およびゴロちゃん祭りとなった本日のテレビ番組を全て留守録に任せて、木挽町へ行っておりました。

『三月大歌舞伎・夜の部』(歌舞伎座)


例によってこれから仕事なので(締め切りまであと6時間! ソロコンリハ10日間という光一さんもビックリのやっつけシゴ/以下略)簡単に行きますが。


「大石最後の一日」

大石は、去年観た播磨屋の方が断然良かった(ムロンぼくのひいき目も含む)

おみのに挑戦した孝太郎は期待してたほどではなく、カンの声がちょっと耳に障った。

信二郎はなかなか良く。今回の泣かせどころは彼が持って行きました。

特筆はやはり松也ちゃん。

“若君”の等身大見本のような清冽さ(*^^*)青竹すくすくって感じよ


「達陀」

ちょっと睡眠(_ _ )コラッ\(−−;)

だって、場内暗くするんですもの(そんな理由か?!)

菊坊(尾上菊之助)の出番、ほとんど「ZZZ」でしたわ、ごめん菊坊。

でも、その後の「だったん♪だったん♪」(←正確には違います(^^ゞ)は、大迫力でぱっちり目が覚め(^^)

今回も同じこと言いますが、(岡村)研佑に目を奪われっぱなしでした。ほんっと上手、この子。

この踊りは東大寺二月堂のお水取りを題材にしてるのだけど、「お水取り」って、女は見学できないとかじゃなかったっけ? 違ったかな?

どっちにしても、今の時期に東大寺まで行くヒマも財力もない身には、楽しい演目であります。



←ね、川崎悦子せんせいv





「木の実/小金吾討死/すし屋」

仁左さま(片岡仁左衛門)の権太は、本行どおり? なのか、セリフがすべて上方言葉で、所作なんかも、ちょっといつもの「権太」と違っていた。

当然こっちの方が理に適ってるんだけど、いつも六代目型の「江戸前権太」を観ているせいか、ところどころじれったく感じた。おかしなもんですね。

それと、仁左さまは細すぎるので、権太みたいに尻っぱしょりをするような粗野な男の役をおやりになると、やはり線の細さがいなめない。演技力だけではいかんともしがたいのが残念である。

ただ、権太が事切れるところで、倅・善太の巾着をほおに押し当てる仕草をしたのが、涙腺直撃(;;)

大阪風なベタな演出かもしれないけど、ぼくは好きです。

孝太郎は、こっちの方が良かった。彼の声には、このお里とか「野崎村」のお光とか、お侠な田舎娘の役の方が似合う気がする。

梅玉丈、実にはまり役。セリフのとおり「絵にあるような」貴公子ぶり。

梶原の高島屋(市川左團次)、存在の大きさ。去ってゆく時の、全てを悟っていながらそれを出さない、でも観客にはちゃんと分からせる表情の巧みさ、上々吉\(^^)/

秀太郎丈、滋味があり、色気もある、見事な小せん。

他の方々も適材適所。

ちょっと残念だったのがラブちゃん(片岡愛之助)。たいへんキレイなんですが、長ゼリフになると“もたない”。意外と苦戦。

立ち回りは頑張っていました。





さ、仕事仕事。


ておどる 【2006年以降に書いた日記はこちら】てくてくミーハー道場