Kin-SMA放言
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2003年10月10日(金) ビーナス正親

過去には今日は体育の日

今年は13日なんだっけ?

ま、ぼくには関係ありません(投げやり)



むしろ、今日遊びまくりデーのぼくでした。

昼はね、“いっちゃん”こと日本ミュージカル界の帝王・市村正親氏の『30周年記念リサイタル オモチャ箱』(Bunkamura シアターコクーン)に行って来ました。

まさにオモチャ箱みたいに、次から次に出てくるファンシーな構成。

むっちゃ楽しかったぜよ♪(なぜ土佐弁?)

いっちゃんの30年の歴史を一気に30分でふりかえるメドレーがあったり、ご両親のことをしんみりと語ったり、23年ぶりにジョン・メリック(『エレファントマン』)を演じたり、エンジニア(『ミス・サイゴン』)やファントム(『オペラ座の怪人』)など、当たり役のナンバーをかなり長く歌ってくれたり、もーいっちゃんファン悶絶の2時間でした。

何よりべっくらしたのはダンスナンバーメドレー。

『ウエストサイドストーリー』(いっちゃんは確か“ベイビージョン”でデビューしたんだよね)あり『コーラスライン』(バレエもタップも)あり『キャッツ』あり。

いっちゃん一体いくつなの?!

ほんまべっくらしますよ、実年齢知ったら。答え→54歳。

ねっ。べっくらでしょ?

それにしても、“いっちゃんの30年”=“日本ミュージカルの30年”て感じがする。

それだけ、主だった作品にはほとんどといっていいほど出演している市村正親。

まさに「日本ミュージカル界(いや、ストレートプレイにも出てるから「日本演劇界」)の生きる歴史」

こんなふうに、いかにもいっちゃんの全てを観ているようなことを書いてるぼくだが、生いっちゃんを初めて観た作品は、実は『蜘蛛女のキス』です(ずいぶん最近じゃねぇか)

その次が『ラ・カージュ・オ・フォール』だったかな(オカマ役ばっか/笑)

ぼくの中学時代の同級生は、『エクウス』の地方公演かなんかでいっちゃんにハマッて、その後おっかけしてたが。今じゃすっかり落ち着いている。この違いはなんなんだ?

そんないっちゃんは、映像の方は、数えるほどしか出てない(つうか、トーク番組以外は、『HR』とかしか出てないんじゃないか?)

明らかに舞台向けのルックスだしなぁ。

そんないっちゃんが出ることになった映画・『Hotel Venus』

さっき『チョナン・カン』で記者会見の様子をやってたんだけど、空きテープが見つからず、しかたないので録画は諦め、脳内HDDに必死で録画しました。

ツヨぽんと言っていいのか、チョナンというべきなのか、ツヨぽん(^^ゞは、ぼくが想像していたほどダークな感じじゃなく、いつものほんわりとしたツヨぽんに見えた。




←理解しづらい〜(×_×)




でも、逆に楽しみかも。

困ったら、いっちゃんに教わりなよ、チョナン(^^)

で、いっちゃんの役は、

オカマ

なのね、やっぱり(−−;)出てきた瞬間、すぐ分かった

何回目のオカマ役? いっちゃん・・・(まぁ、いいんだけど)

でも、役名が“ビーナス”って・・・するといっちゃんがタイトルロールってことになるんじゃ?(いや、主役はあくまでもチョナンだそうなので)

ボーイ役の子が、可愛いよね〜(こら、また)

サイちゃん(10歳の女の子)も可愛いけど(なぜかフォロー)

来週はちゃんと録画しなきゃな(今まで『チョナン・カン』は録画してなかったのがばれたな)





渋谷から日比谷に移動して(江戸っ子が言うと、どっちも「しびや」/笑)夜は『若き日のゴッホ』(日生劇場)

『SMAP×SMAP』に桃井かおりと菊サマこと尾上菊之助が出たときに告知していた舞台です。

初めて聞く作品(去年ロンドンで初演だって)だったし、何か地味そうな作品だったので、あんまり期待しなかった。

でも、ジャイルス・ブロック(『アマデウス』の演出家)だしな。菊坊だしな。と、ちょっとは期待した。

・・・中間でした(おいっ)

『アマデウス』は別格なんだなーやっぱ(脚本もすごいしね)

ゴッホといやぁ、ぐわーっとてんぱっちゃって、自分の耳を切っちゃう『炎の人』が思わず連想されますが(この戯曲、なにしろぼくが高校の時の国語の教科書にも載ってたくらいの有名作)、今回のは、そんななっちゃうずーっと前のゴッホです。

まだ公演が終了してないのでネタバレはさせませんが、やっぱ菊坊はさすがだなと。

先入観かしら?

でもね、桃井かおりはともかく、他の出演者(コハケンこと小橋賢児くん、京野ことみちゃん、池脇千鶴ちゃん)と菊坊のレベルが違いすぎるんですよ。

翻訳劇特有の、ちょっと不自然な感じの日本語がたまに出てくるんだけど、そういうセリフを若い役者が“演出されたとおりに流暢に”しゃべると、

正直、何て言ってるか一瞬分からない

んです。

自分の中で、咀嚼できてないんだよね。

菊坊だけ、そういうことがなかった。

やっぱ訓練の量が違うのかしら。

でもさ、歌舞伎役者って、別に新劇役者みたいな肉練とか、「あめんぼあかいなあいうえおーっ!」(有名な発声訓練)とか、普段やってないと思うんだよね。

でも、違うんだよね。長セリフの咀嚼力が。

何なんだろ、この差。



だけど、この作品、日生で演るほどのものか(失礼)と思った。

いや、客は入ってたんだけど。

作品世界に対して、小屋がでかすぎるんではないかと。

パルコ劇場とか、(松竹だから)サンシャインとかの方が良かったのでは?

欲をいえば、採算割れ覚悟で、ベニサン・ピットでも良かったんではないかと。

ああいう密室的な小屋で観たかったなぁ。

まぁ、色々事情があるんでしょうからね。





帰ってきて『笑っていいとも』を再生。

今週も「県-1グランプリ」でツヨぽんの司会っぷりを鑑賞しようかと思ったが、なんかサラサラ流れてしまっているな(残念)

でも、

音声さんが困ったヘンなTシャツ(笑)の袖からのぞく二の腕

の、思いっきりな太さを、

思わずガン見。

いつの間にツヨぽん、そんなマッチョに・・・?(T_T)←なぜ泣く?

ツヨぽんの筋肉をなぞるタモリの指し棒が、むちゃエッチなんですけど(怒)



一部のファンがワクワク期待している(笑)センブリも、今日は誰にも当たんなかったし。

「実はウォシュレット」

が、唯一、ぼくのツボに入りました(^^ゞ




←ぼくはどっちへ行くべきなのか・・・?(自分で決めろっつの)



そうですよね、ハイ。


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