Kin-SMA放言
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古尾谷雅人さんが、亡くなったというニュースを、Yahooで知る。
状況から見て、ほぼ間違いなく自殺だとのことだ。
前にもちらっと書いたが、ぼくは「自殺」というものについて、異常かも知れないくらいの嫌悪感がある。
自殺された方の人間だからかも知れない。
大学生の時、幼なじみが自殺した。
「遺書」というものはなかったそうだが、日記のようなノートに、大量の“意味不明の書き置き”(家族談)があったそうだ。
そこには、残される人たちへの“想い”は、一切記されていなかったそうだ。
彼(幼なじみ)のケースは特別だったのかも知れない。
だが、自死を貫徹する人間の、その瞬間の心からは、一切の「愛」(家族や友人だけでなく、“自分自身”への愛も)が消え失せているのだと、それ以来ぼくは思うようになった。
冷酷な人間だと思われてもかまわない。
ぼくは“冥福を祈る”ことはできない。
幼なじみのお母さんとは、あれ以来、年に数回しか会ったことはなかったが、(ぼくの思いこみかもしれないが)本心から笑った顔を一度も見たことがないまま、彼女は先月、病気で亡くなった。
あの世で、二人は再会できるのだろうか?
彼は、どんな顔をして母親に会うのだろうか?
こんな想像はナンセンスだと思いますか?
(今日は投票よりも、ご意見がいただきたいです)
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