UNDER CONSTRUCTION

サンジがひたすらエースの名前を呼んでる小咄(R18)
2010年12月12日(日)

ども、ガブでっす。

今日も出勤ですが、日曜に仕事なんてしたくないよう。
という事で、ヤホーメールの下書きフォルダを整理してたら、なんか書いた覚えのない小咄が出てきたので、ちょっと手を入れてアップしますよ。

エロっつっていいのかどうなのか。
なんでしょう、これ。
あとで読み直して文章おかしかったら直しにくるかもです(直してから上げろよ)。


ああ、その前に、いつも拍手ありがとうございます!
そして、お返事不要のお客様もありがとうございました!頑張りますー!


  ◇


「エース…エース」
 サンジが何度も俺の名前を呼ぶ。

 深く深く彼の中に入り込むと、サンジは最初、決まって苦しげな、少し怯えたような喉声を漏らす。
 やがてエースの形に馴染んでくると、普段は低めのサンジの甘い声が、少し掠れた高い声に変わって、そこからはもう、身体も声もどこまでも甘くとろけていく。
「ああ…エース…」
 焦らすようにゆっくりとイイところを擦り上げてやると、必死でしがみついてきたサンジが、その子供の様な仕草とは裏腹に、ものすごくセクシーな声で耳元で俺の名を呼ぶから、思わずイっちまいそうになるのを下腹にグッと力を入れて我慢して、あやすように揺さぶってやる。
 恥ずかしがりやで素直じゃないサンジは愛の言葉なんてめったに聞かせてくれないけど、彼の潤んだ目が、蕩けた表情が、そして何より俺の名を呼ぶ彼の声が、俺の事が好きだと訴えている。
 キスが欲しい時、気持ちよくてたまんない、って思ってる時、イキたくて焦れてる時、今じゃサンジの俺の名を呼ぶ声のトーンで、彼がどうして欲しいか全部解る。
「ああ…っ!エース!!」
 彼の好きな場所をこすり上げてやれば、身体を跳ね上げて、そこがいいのだと全身で訴えてくる。
 俺のペニスで可愛がられるのが大好きなサンジは、最初は前に触れられるのを嫌がる。その方が後ろでイク時気持ちがよさそうで、何より長く前立腺での絶頂を楽しめるらしい。
 今日はすぐにイキたい気分なのか、腰をくねらせて強請るように俺の名前を呼んでくるから、望みどおり彼の喜ぶ場所を何度も突いてやる。一緒に、小さいくせに触って欲しいと一生懸命尖っている乳首に吸い付けば、サンジのエースを呼ぶ声は、もうほとんど泣き声だ。
 とても感じやすい彼は、ある意味他愛ない。こうしてやればすぐに上り詰めていく。
「あ、あ、あ……エース、エース…っ…!イク…イっちゃう…!!」
 サンジはイク時に、何故か必ず俺の名前を二度繰り返して呼ぶ。きっと本人に自覚はない。いつも無我夢中だから。
 しなやかな身体が反り返り、エースの目の前に白い喉を曝して感極まった声をあげ、やがて全身を痙攣させる。
 蕩けきった表情で長い絶頂を味わうサンジを抱きしめて、喉元に小さなキスを沢山落とす。
 やがてこちらに戻ってきたサンジは、まだ思うようには動かない腕を一生懸命俺の背中に回して、どこか呆然とした目で見上げてくる。この顔がまた、子供みたいにあどけなくて可愛いのだ。
 ちゅ、と唇にキスをすると、「ん」と甘えた声が上がって、ふわりと幸せそうな笑みを浮かべる。
 戯れに腰をゆすれば、サンジがまた小さな悲鳴を上げた。
 達した後の彼の身体はえらく敏感で、中の感じる場所を刺激し続けてやると、またすぐにイってしまう。しまいにはイキっぱなしになって、それはいやらしくて可愛いことになるのだ。
「あ、ぁん…エースっ…!」
 サンジが潤んだ目を虚ろに宙に向けて掠れた悲鳴を上げた。ピンク色の濡れた唇が喘ぐ様に開かれて、細い身体がぶるりと震える。ぎゅっと目を瞑って小さい絶頂をやり過ごしたサンジは、むずがる様にシーツの上で首を振る。ほら、もうこうなると、彼はすっかり飛んじゃって、ひたすら気持ちいい事に夢中だ。
「エース…っ…も…」
 イキまくって息も絶え絶えのサンジが泣きながら俺の名前を呼ぶ。これは、もういいかげん出して終わらせたいって事。後ろで散々イって、仕上げは射精して終わりたい贅沢もののサンジ。でも可愛いからね、ほんと俺、いつも頑張ってるよ。
 女の子のあそこなんて目じゃないくらいトロトロに濡らしてるサンジのペニスに指を絡めると、とたんに甘い声が上がる。
「一緒にイこ?」
「ん…」
 少しほっとしたような、期待に満ちた目で見上げてくるサンジに笑いかけて、腰と手を一緒に動かす。
 やっぱり後ろが一番締まるのは射精する時なんだよな。食いちぎられそうなくらい締め上げられて、加減する余裕なくガンガンと突き上げる。
 切羽詰った泣き声で俺の名前を呼ぶサンジに、同じく彼の名前を呼び返して、二人して、アタマがぶっ飛びそうなくらい気持ちよく登りつめた。

 全力疾走した後のように乱れていた呼吸がようやく整った頃、疲れきった、でも満足げな表情でサンジが擦り寄ってくる。
「…エース」
 うん、俺も大好き。気持ちよかったよね。
 眠たげな目で見上げてくるサンジの首に腕を回して額に口付ける。
 幸せそうにほわりと笑ったサンジは、半分夢の中って顔で、もう一度「エース」って舌足らずに俺の名前を呼んで、すとんと眠りに落ちていった。


    ◇

えーと、このサンジちゃんは白痴とかそういう子ではないですよ、多分。

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