新妻
2010年08月10日(火)
ガブの親知らずを力業で引っこ抜いた歯科医の名前が「新妻さん」であることが判明。
昨日、虫歯の治療をしに歯医者に行った際に判明したわけですが、診療用の椅子に座ってモニタに表示されたカルテの担当医の欄を見ながら、ここんちには嫁に行きたくねーなーなどと考える。
仮に私がここに嫁に行ったとしたら、「新妻・ガブリエラ」になるわけだ。 そこはかとなく日活ロマンポルノ的なかほり漂う名前ですね。 自己紹介する時、「どうも、新妻です」とか言ったら、「いやそんな事聞いてないから、ノロケならよそでやって」とか言われてしまいそうです。
ガリガリ奥歯を削られながらそんな事を考えていたガブ。しかし、そこでハタと思いました。 もしもかつての海賊王の名前が「新妻」だったら…。
「すまないサンジ、俺今までずっと母方の姓を名乗ってたけど、実は戸籍上では新妻・D・エースなんだ」と入籍ギリギリになって告白するエース。 「えっ、嘘マジで?!なにそれどんな羞恥プレイ!?」 役所の戸籍課の窓口で、思わずこの先の人生考えて結婚を躊躇するサンジ。 しかし時既に遅し、エースが目にも留らぬ早業で婚姻届を提出してしまいました。これ間違いなく詐欺行為です。
そしてサンジちゃんは晴れてエースの嫁に。おめでとう、おめでとう!!
銀行や病院で、「新妻さーん、新妻サンジさーん」と呼ばれる度、周囲の人達の「誰?それ誰!?」って視線を浴びながら、真っ赤になってコソコソと受付に向かうサンジちゃん。しかしその可憐に恥じらう様子はまさに新妻!みんな微笑ましい顔でうんうんて大きく頷いてくれるよ!
電話でレストランに予約を入れる時なんかもっと大変です。 『―――ではお名前を頂戴できますか?』 「……いづまサンジです」 『はい?すみません、急にお電話遠くなったんですけど』 「…………にいづまサンジです」 『は?』 「にいづまサンジですっ!(ヤケクソ)」 『あー、はいはい、新妻さん、新妻サンジさんね』 電話の向こうから、歯切れが悪かった理由を察した相手のなまぬる〜い優しさが伝わって来て、いたたまれないったらありません。
しかし、度重なる公開羞恥プレイに憔悴しきったサンジちゃんを前に、エースは生まれて初めて父ロジャーに感謝するのだった。 親父GJ!今まで忌み嫌っていた名字だったけど、俺も夫の立場になって初めて親父の苦労や偉大さに気づいた! これはたまらん!たまらんよ親父!!新妻羞恥プレイ万歳!!
しかし当然サンジちゃんは納得できません。 「エースはいいよ!間にDってワンクッション入るもん!だけど俺はっ…!(べそかきながら)もう夫婦別姓!じゃなきゃ離婚!!」 「えええーーー!!」 親父、やはりあんたの名は呪われているのか!
全国の新妻さん、ごめんなさい。悪気はないのです。むしろ萌えをありがとうございました。是非サンジちゃんを嫁に迎えて下さい。
ところでどなたか「幼妻」さんて方はいらっしゃいませんか?
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