(一昨年の…)St.A3day連載再開
2010年02月21日(日)
こんにちは、ここ2、3年、このサイトにおける己の行動原理は、全てがエース。兄の動向次第で潜ったり浮かんできたり…そんな気がしてきてるガブです。 サンジちゃんとも随分ごぶさただしね〜(泣)。
さて、もう皆さんすっかりお忘れの事かと思いますが(ガブは覚えてましたよ!マジで!!)、2008年の6月6日、この日記で始めた…はいいが、2回で打ち止めになっていた、St.A3dayの連載の続きです。先日、「続きを読みたい」とおっしゃって下さるありがたいお方もいらっしゃいまして、再開いたしました。
ちなみに、もうすっかりお忘れの方、読んだ事ねーよって方がほとんどかと思いますので、過去記事は以下。
1話 http://www.enpitu.ne.jp/usr/bin/day?id=2319&pg=20080606 2話 http://www.enpitu.ne.jp/usr/bin/day?id=2319&pg=20080608
大概ヘタレのうちのエースですが、このエース、史上最強にヘタレです。 なんか…今読むと逆効果かも…(汗)
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狭い処置室に大の男三人は邪魔だと追い出された。男三人、仲良く廊下の長椅子に並んで座る。 「おい、大丈夫か?エース」 青い顔をしているエースに、ウソップが呆れたように声をかける。しかし、心ここにあらずといった様子の彼は、処置室のドアを見つめたまま答えない。きっと聞こえてないんだろう。 サンジが倒れた時にはさすがの自分も随分動転したが、こいつの情け無い姿を見たら、むしろこっちは冷静になってしまった。 膝の上で握り合わせた両手が細かく震えている。力の入れすぎで白っぽくなってる指先を見つめながら、呆れるのを通り越して、なんだか哀れになってきた。 「……手ェ握っててやろうか」 まるで臨終に立ち会ってるような、この縁起でもない緊張感を解そうと、片手をにぎにぎとしながら冗談半分で言ってみる。聞いちゃいねーかと、ため息を一つ吐いて、宙に浮いたままの手をぎこちなく下ろそうとしたその時、物凄い勢いでがっしりと手を奪われた。 「いででででで!!」 果たして無意識の行動なのか、エースの視線はドアから一ミリも逸れないまま、捕まえたウソップの手を渾身の力で握りしめる。 本人は自分のそんな行動に気付いていないんじゃないだろうか。 「折れる!砕ける!このバカ力!!!」 「……サンジが死んだら俺も死ぬから」 「大丈夫!大丈夫だから手ぇ離せ!」 必死で左手を奪い返し、ジンジンと痺れる片手を掲げて大げさに折れた砕けたと騒ぐウソップにも全く頓着せずに、ドアを凝視しているエースの目が危ない。 本人達(特にエース)はいたって大真面目なのだろうが、端から見たら漫才にしか見えない二人のやり取りに、コーザが呆れた顔でただ首を振る。その時、こちらに向かってやってくる小気味のいいヒールの音が廊下に響いた。 「ロビンさん」 いつもの黒い細身のスーツに書類鞄を持ったロビンを、コーザが立ち上がって迎える。 「様子はどう?」 「今先生に見てもらってるところです」 この場で唯一使い物になる人物を正確に判断し問いかけるロビンに、コーザは事のいきさつを説明する。ひととおり状況を聞いたところで、ロビンはエースに目を向けて眉をひそめた。 「大丈夫?エース、あなたの方がよっぽど死にそうな顔してるわ」 「サンジが死んだら自分も死ぬんだと」 「まあ、それは大変。でも死ぬなら一人で死んでね」 そんな冷たい一言に反応もせず、ロビンの見立てどおり全く使い物にならないエースは、相変わらず、ただひたすらに処置室のドアを凝視している。もしかしたら、透視にでもチャレンジしようとしているのだろうか。 そんなエースが突然ガバ!と立ち上がった。何事かと見れば、処置室から医師が出てくるところだった。 「先生!どうなんですか、オーナーは」 「貧血ですね。まあ軽い過労です。一晩ぐっすり寝れば元気になるでしょう」 医師の言葉にウソップもコーザもほっと肩の力を抜く。去って行く医師に、ロビンが「ありがとうございました」と頭を下げる。 「ああ…よかった」 それまで無言で立ち尽くしていたエースが、力が抜けたようにその場にへたり込んだ。 「腰抜けね」 「ヘタレ」 「チキン」 しゃがんで膝に顔を埋めてしまったエースに向かい、皆口々に辛らつなコメントを残してゾロゾロと病室に入っていく。 やがてガバと立ち上がったエースは、大きく深呼吸して覚悟を決めると、病室に足を踏み入れた。
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いやいやいや、サンジが死んだら俺も死ぬって…!!でもこの台詞、一昨年から決まってたから!(滝汗) ネタはもう8割かたできていまして、あとはちゃんとした文章にするだけなんですけど、今読み返してみて思いました。ホント大したことない話だわ…(ダラダラ)。 こんなもんこんだけ引っ張るようなもんじゃ全然ないんですけど、とりあえず今回こそ終わらせます!ホント!信じて!!
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