寝床の唄 - 2004年06月25日(金) 掃いて捨てるほど 有り余るような 食べ切れないほど 有り余るような 目の前の花ではなく その周りの景色 降り積もった落ち葉の フカフカとした ひとつではない たくさんの気配 自分勝手に手に取って 食い散らかすように 手放して構わない 終りが来ることを思わせずに 苦しみもせず 哀しみもせず 無限に続いていくような 何気ない鼻歌に 思い出の中で気付くような 過ぎ去った季節を 数えて気付くような ちょっと笑って眠りに着いた そんな感情で 居られたならいいのになぁ -
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