diary



2007年02月24日(土)

ここまで長かった・・・。

月曜から水曜まで毎日発表練習&先生とサシでミーティング&パワポ修正。
卒論の時もそうだったのだけど発表前日の水曜になって
結構大きい直しが入る。
おかげでパワポ以外の準備が遅れ
夜中3時までかかって配布用の風船をつくる。

木曜、遂に卒論発表。
うちの大所帯研究室は、朝から夜までずっと。
私の研究班はラストなので
午前中は内輪で発表練習。
午後から他のこの発表を聞きに。
で、女の子がひとり「質問にうまく答えれなかった」と泣いてるのを見て
そんな厳しいのかとちょっとびびる。
でも私はラストから4番目の好位置だし
朝から発表聞きつづけてる先生たちも
きっと疲れ切ってるだろうと言い聞かせる。
徐々に順番が迫ってきて
そんな緊張してないつもりだけど、指先が冷えてるのに気付く。
同じ研究班の子が、言葉に詰まって真っ白になってるのとか
緊張ですごい早口になってるのとかぼんやり眺める。
遂に順番。
はじめにスライドショーに切り替えずに話し始めたものの
すぐに気付き
「あ、私緊張してるんだ」と自覚したおかげか
あとは、順調。たぶん。
内容が飛ぶことも無く、早口でもなかった、と思う。たぶん。
たぶん、としか言えないのはところどころしか記憶が無いから。
でも、終わった時間見てみると
たぶん練習通り行ったんじゃないかなと思う。
質疑応答では、研究室の一番偉い先生から
私の直属の先生の研究範囲だけど
実際の私の内容ではないトコからツッコミが入り
当然わからないので先生に目で助けを求めて見たものの
「自分で答えなさい」と言われ
「今後の研究課題です」としか言えなかったんだけど。
まぁでも、発表自体が無事に済んだことにハイになってたので
そんなこと痛くもかゆくもない。
むしろキモイ薄ら笑いすら浮かべてた気がする。
その後に同じ偉い先生に被験者100人の労力を褒められ
肝心の研究内容と実験の労力じゃつりあわないのはわかってるけど
まぁそれはそれでヨシとする。
先生の意向で、会場に話しかけつつ誘導して反応見つつの
発表スタイルだったので
無視されたらどうしよう、と心配だったのだけど
発表途中にちゃんと反応返してくれてるのが確認できて嬉しかったのと
発表後、他の研究班の先生や院生が何人か興味持ってくれて
わざわざコメントしたり実験物について聞きにきてくれたり
同じ研究班の先輩にも「良かったよ」とか
「質疑に答えられなかったの差し引いても成功だ」と言ってもらえて
感無量だった。
あとは、直属の先生が会場の反応にご満悦だったみたいで良かった。
そして何より、終わって良かった。

あんなに悪口言ってた先生だけど、終わった今では、恩師です。
出来が悪くて迷惑ばっかりかける生徒を見捨てないで
研究者として扱ってくれた先生に感謝です。


終了後、異動になる先生の送別会をして帰宅。
燃え尽きたのか、すごい虚脱感。

金曜、この勢いで一気に卒論の直しにかかろうと思って学校へ行くものの
友達とご飯食べて、旅行の申し込みして後、帰宅。
もう動けない。

土曜、1日中ゴロゴロしながらビデオ見る。

なんだか浪人終えた時みたいな感じだ。
まだ修正かけないといけないから研究室通うけど
しばらくはのんびりしよう。

観賞記録。
「春の雪」
なんかじーっと見ちゃったよ。
三島由紀夫って読んだ事無いけど、あんな感じなのかな。
キヨ様は自分勝手すぎると思ったけど
なんか舞姫とかこころとか、あの時代の文学の匂いがした気がした。
聡子の着物きれい。
「大停電の夜に」
期待してた割には、んー?って。
メリハリが無いというかなんというか。
あの静かーな雰囲気が良さなのかもしれないけど、
途中ちょっと眠くなってしまった。


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