視界穏砂
打楽器奏者・朝倉真司の穏やかな日常(細切れ御免)
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2004年07月20日(火) 感慨

■という訳で昨日は東京エスムジカライブ@金沢EIGHT HALL。新潟とか福井は記録的大雨で大変だったが挟まれたここはそうでもなかったらしい。ていうか今年の天気はほんとに壊れていますね。危険な匂いがします。対バンの皆さんもちょっと前の名古屋ぴあデビューレビューと同じメンツ+ji mamaで顔見知りのため合同打ち上げも盛り上がる。トルネード竜巻のサポートベーシスト御供君は個人的にはマルカートのライブでもリズム隊を組む盟友だが、秋に出る東京エスムジカのアルバムのレコーディングにも一曲参加してもらったこともありすっかりメンバーとも仲良しになってしまいうつむく私。いい意味で。

■今日は東京に帰って異常な暑さに引きつつ、夜は新橋ヤクルトホールにて明和電機ライブ「メカトロニカ」を見に行く。知る人ぞ知る事実だと思うが、私は初期明和電機のスタッフをやらせていただいていたことがある。市販されている「明和電機画報」というビデオにも制服を着て工員としてちょっと出演していたりする。ここで学んだことや知り合った人たちは今でも私の何もかもの基本にある。というわけで特別な意味のある今日のライブ。昨年のパリ公演(!)の凱旋ライブということもあり、明和を知らない人に見せることを前提にした初期の感じに近いプレゼンテーションに重きを置いたステージング。やはり製品と作者が目の前できちんと結びついて行くこのシステムは美しい。懐かしいネタと新しい楽器達、しかし、10年前と同じことをやっても、頭のおかしい青年だった昔と頭のおかしい中年になった今では重みも意味も何もかも違う。深い感動。前社長のゲスト出演もあって個人的には終始うるうる。お客さんにも密かに懐かしい顔ぶれがそろっていた。

■帰りは有楽町の新・日の基にてのどぐろや穴子の天ぷらで一杯。安い。


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