さて週があけて。 店頭デモの資料を作ったり、営業から頼まれた小さな仕事をしたり、そんなことをしていたら一日が終わってしまった。
資料づくりをしていて、なんで今の職場を辞めたいって思ったのか具体的にわかった気がした。 今まで数々の製品を世の中に送りだしてきた。よく制作の仕事をしているって人に言うと「じゃあ、お店で商品見ると嬉しいでしょ」って言われる。 でも、僕はそれらを見て嬉しいなんて思ったことない。それらを見るとイヤな思い出ばかり思い出される。なんで嬉しくないのかずっと理由がわからなかった。 でも、今日わかった。 今まで僕が作ってきたモノは僕の脳みそが生み出したモノであって、そうじゃないんだ。上司T若さんとB後さんの手となり足となって作ったモノでしかないんだって思った。
僕はデモとか販売、人に何かを教えることについて、誰かにとやかく言われたくない。と、いうのも自分なりの強い信念を持っているから。 でも、今日資料を作っていたら「ここは要らない」とか「ここにはこれを入れた方が」とアレコレ指図された。 それがすごく気に入らなかった。そうやって手を加えられて作った資料は僕が作ったモノなんかじゃない。 僕はその資料に対して僕が持っていた愛着は彼らに指図された時点で興味を失っていった。
それと同じ事が制作物にも言えるんだろうなって思った。
彼らの好きな言い回しで彼らの好きなレイアウトで作るための作業員でしかないんだろうな。そんなモノに愛着なんてわかない。
なかなか仕事がひまにならん。 |