出張二日目。 今は移動中の電車の中でこの文章を書いている。
今日は夜やる研修の前に販社を見て回らなければいけない。しかも行く店舗は郊外店。普段ならその地方都市の駅周辺、たとえば札幌駅周辺、仙台駅周辺、名古屋駅周辺、大阪駅周辺にある大きな販社だけを見る。でも今日は時間があるし、今名古屋だけが売れていないから郊外店も見てきて欲しいと頼まれた。 行くお店は大府にある販社、三河安城にある販社の二つ。両方とも名古屋から東海道本線で30〜40分かかる。しかもその駅から2〜3km離れている。 まず最初に行ったのは大府にある販社。当然だけど大府という駅は初めて降りた。駅前にはなーーんにもなく小さなロータリーとコンビニがあるくらい。あとは住宅地でとにかく寂しい感じがした。 ロータリーに行ってタクシーを探してお店へ。お店がまた寂しい。わざわざ電車とタクシーで来た意味がないくらい寂しい感じがするお店だった。うちの会社の製品は小さく置かれ、対抗商品が大々的な扱いを受けていた。
そのつぎに行ったお店は少し扱いが良かった。コーナー展開はキチンとされているけど、肝心の在庫がほとんどなかった。あれじゃせっかくのコーナー展開がまったく意味ないものになってしまう。
今はその二つの店舗を見た帰りの電車の中。 5時から研修があって早ければ8時には帰れると思う。でも、昨日の日記で書いたとおり、昔住んでいた場所へ行くか行かないか迷っている。研修が終わってから考えても良いのかな。
名古屋の街を何年かぶりに歩いているわけなんだけど、所々で懐かしいポイントがあって嬉しい。 ホント細かいところで、栄という駅にある三越から帰るルートを覚えていて、見覚えのある店の前とか階段を通るとちょっとニヤっとしてしまったりする。 人から言わせると名古屋は今ひとつ住みにくいらしい。でも僕は基礎ができあがっているからあまり抵抗なく住めるのかもしれない。
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さて。今は家。結局泊まらずに帰ってきた。と、いうのも研修を始める前くらいから頭が痛くなってきて研修が終わったあとも痛みが引かなかった。 たぶん一日寝れば良くなるんだろうけど、「良くなるかも」と思って良くならないと寂しいし帰ってきた。
話は全然違うけど、日本は先進国で唯一AIDSの感染者が増えているらしい。何かそれを知ったとき数十年後の日本はかなりダメな国になっているんじゃないかな?と思った。 日本は教育先進国とか安全な国とか言われてきたけど、それも今は崩壊してきている。ゆとり教育とかなんとか言って計算する力とか読解力がドンドン低下している。 今、日本で生活する意味ってどこまであるんだろう?なんて考えるときがある。自給率が低く福祉とか決して恵まれていない。そう思うと海外で生活することを考えても良いと思うけど、どうなのかね。
過去日記:2003年12月8日〜11日 |