Robin's Nest

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日々思ったことを徒然と。
ワーキングホリデーを使ってニュージーランドへ行きます。
ここにも準備の様子など書きますが、別でBLOGを立ち上げました。こちらを優先的に書いていきます。 ワーホリについてはこちらをご覧ください。
『わちログ=NZワーホリ紀行=

 2004年06月02日(水) ニュースを見て想う
今、巷(ちまた)で小学6年生の女の子と友達をナイフで切って殺したというニュースが頻繁に流れている。殺した女の子は「殺すつもりだった」と供述しているとか。
そういうニュースを見たり聞いたりして思うことの一つに「加害者の親の気持ち」というのがある。親としてどういう気持ちなんだろう。殺されてしまった親はそりゃ悲しい。それは誰にだってわかること。
じゃあ、殺してしまった親は?

その子が生まれてきたとき、普通の家庭なら祝福され将来の希望とかでスゴく幸せな時間を過ごしたと思う。幼稚園入園、卒園、小学校入学と大きな問題もなく生活していく。
それがある日突然、自分の子供が殺人で捕まってしまう。しかも事故で結果的に加害者になったのではなく、本人の意思で。

そのとき、親はどう思うのか。どうするのか。
それを考えるともの凄く悲しい。仕事を辞めなければいけないだろう。街だって普通には歩けない。自分が今までやってきたこと全て否定されるような気持ちになっちゃうんだろうな。その奥さん(旦那さん)と結婚したことだって間違っていたと思うかもしれない。教育の仕方が間違っていたと思うかもしれない。その子に兄弟がいれば、その兄弟は大丈夫かな?と心配するかもしれない。過剰な教育をしてしまうかもしれない。

殺してしまった子供は一生まともな仕事には就けないだろう。結婚だってできないかもしれない。殺してしまったことでトラウマになり精神に異常を来してしまうかもしれない。

世の中、怖い。自分がそうならないとは言い切れない。
加害者になるかもしれないし、被害者になるかもしれない。加害者か被害者の親、子供になるかもしれない。
今は偶然、なにもない家庭で生活を送っている。でも、それらは保証されているわけではなくて、偶然なにもおこっていないだけ。

考えすぎ…

くろ
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