Robin's Nest

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日々思ったことを徒然と。
ワーキングホリデーを使ってニュージーランドへ行きます。
ここにも準備の様子など書きますが、別でBLOGを立ち上げました。こちらを優先的に書いていきます。 ワーホリについてはこちらをご覧ください。
『わちログ=NZワーホリ紀行=

 2002年05月21日(火) ペアルック?/ 自分が自分であるという事
昨日のこと。
仕事場で向かいの席の人が似たような、似たような
じゃないかほぼ同じワイシャツを偶然着ていた。
スーツだったら同じってこともあり得るけど私服OKの
会社でそれはかなり珍しいと思う。

同じ服じゃないし気にすることはないんだけど
席以外は同じ場所に行かないように注意したり
変に気をつかっちゃった。

しかも、帰るタイミングが同じになって一緒に帰るのを
相当ためらった。その人はときどき途中まで一緒に
帰るし嫌いじゃないんだけど、男二人で似たワイシャツを
着て歩くのはちょっと…。

偶然、同じ部署の人に声をかけられて話をしていたら
先にその人は帰っちゃった。ホッとしたような、そんな
理由で一緒に帰らないのは申し訳ないような複雑な
気持ちだった。

■自分が自分であるという事
今、東野圭吾の「変身」っていう小説を読んでいる。
まだ読み始めて、そんなに経っていないけどこんな
内容の本だ。
------背表紙の文章一部引用------
平凡な青年をある日突然、不慮の事故が襲う。
そして彼の頭に世界初の脳移植手術が行われた。
優しい恋人を愛していた青年は、手術後徐々に
性格が変わっていくのを〜
--------------------------------

まだ、途中までしか読んでないけどいろいろ
考えさせられた。
人間は変われるって言う人も変われないっていう
人もいる。どっちも本当でどっちも本当じゃない。

変われる部分もあるし、変われない部分もある。
いい意味でも悪い意味でも。

でも、その小説の中の青年は変わってしまう。
脳のごく一部が別の人の脳になってしまったからだ。

もし、本当に脳移植が可能になったら…って
考えると恐くなる。心とか思い出とか性格は
脳の中にある。もしそれを移植したら
自分が自分でなくなってしまうのだ。

他人の脳じゃなくて科学的に生み出させた
細胞の固まりを移植したとしても、なくなった
部分にあったものは消えてしまう。

クローン人間がアリかナシか。
今、医学の世界で議論されている。
脳移植も議論されているんだろうか。

臓器移植ならいいと思う。ドナー登録をしても
いいかな?って思うくらい。でも、自分が大きな
事故にあって脳移植をするってなったら
あまりして欲しくない。
自分が自分であるために。

くろ
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