| 2004年04月07日(水) |
僕には勇気がなくて言えなかったコト |
近所のスーパーで買い物をしていた。
そこで目撃した光景に心を奪われた。
今日は風が強くて、何度か桜吹雪に見舞われた。 道行く人も感慨深そうに見ていた。
そんな日だったので、飛んだ桜の花びらが 髪の毛の中に入ってしまうこともあるだろう。
私が目撃した人も、そうだった。
それだけなら”髪に花びら付いてますよ”と声を掛ければいい。 私がしなくても、誰かが言うだろう。
しかし、
僕は言えなかった。
そして、誰もが言えなかったのだろう。
その人の頭は、最近では、珍しい程に 完璧なバーコード頭。 おまけに、整髪料なのか頭の油なのか分からないがテカテカなのだ。
 「バーコード頭」イメージ図(笑)
”頭”や”髪”と言う話題には、触れてはイケナイ感じがする。
さらに、付いている花びらは1枚や2枚ではナイのだ。
Σ(゚д゚lll)はっ! もしかして、このヒトは、髪の毛の薄さを 花びらでカバーしているのかもしれない!
そう、思わせる風情(?)すらある。
彼は、承知の上でこの季節に合わせた新しい髪形を 我々に提案しているのかもしれない。
で、あればとても失礼なことになる。
花びらが”付いている”のではなく”付けている”だから。
であれば、この新しいモードを全世界に発信する義務が 私にはアルのではないだろうか?
私は、カバンに忍ばせてあるデジカメを取り出すことを考えた。
しかし、
声を掛ける勇気もないオトコが、そんなコトできるワケがない。
私のSFC(スーパーファミリーコンピューター)並みの脳みそが、 ピコピコと高速で思考を繰り返す中、彼は私の横を通り過ぎて行った。
何も出来なかったコトの後悔と、何もしなくて済んだ安堵が入り混じった 気持ちに襲われつつ、生肉コーナーを後にした。
そんな彼に二度と出会うことは無かった。
アレは幻だったのか?
私は、春の魔法にでも掛かったのだろうか?
そんな魔法は、いりません。(キッパリ)
ほかの客も、気が付いていたが、ダレも言えなかったみたい。 店中の雰囲気が、彼を中心に渦巻いているのが分かって、オモシロかった。
付いてた花びらは、そんなに大量ではナイのですけどね。 実際は、5,6枚ってトコでしょうか?
多分あの人は、夏場は髪の毛の中に虫とか飼うんじゃなないでしょうか?
虫だったら、オレは逃げちゃうな。 虫が大キライなので・・・
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