| 2003年01月20日(月) |
スカイラインにだけは乗りたくない |
スカイラインだけは!
そう思って来ました。 だからこそ、スープラ、RX−7と対抗するクルマに乗って来ました。 (偶然に乗ったダケってハナシもありますが・・・)
逆に、それだけ意識してたってコトもある。
実際、クルマ好きである、なしに関わらず、スカイラインの名を 知らない人は少ないだろう。
少なくともセブンやスープラ、NSX、インプレッサ、 ランエボよりも知名度は高い。
そしてスカイラインと言えばスポーツカーなのだ。
姿形が変わろうとも、奥底に有るのはスポーツカーなのだ。
スカイラインがスポーツカーである必要性はドコにもナイ。 別にフツーのセダンだってぜんぜんかまわないのだ。
でも、多くの人が思う「スカイラインはスポーツカーであれ」と。
その証拠に、色々な記事は「いかにスポーツカーでアルか、ナイか」が基準だ。
現行のスカイライン、V35型。
RBエンジンからVQエンジンに変わった為にRナンバーから Vと言う耳なれない型式になった。 時代の流れと諦めるヒトもいれば、アレはスカイラインではない ローレルの後継車と言う人もいた。 実際、ねらいはローレルのほうが正しいだろう。
スカイライン信者はGT−Rに頼るしかなかった。
「Rならやってくれる」
「Rが出れば」
哀れだ。
哀れでしかたなかった。 Rが出たところで、その恩恵に預かるのは少数だ。 すべてのスカイラインが”スカイライン”でなければ意味が無い。
”V35のクーペが出る”聞いた時、なにも思わなかった。
期待もしていなかった。 落ちぶれたライバルに哀れみさえ感じた。
「悪あがきだ」と、
かつての強敵は、トルに足らないクルマになってしまった。
「そう言う生き方もアルんじゃないの」
そんな冷めた目で見ていた。
なので、事前にV35クーペの情報は見ていなかった。
見ていられなかった。
「これ以上、汚さないでくれ。」とさえ思った。
強敵と書いて”とも”と読むと北斗の拳では言ってた(笑)
笑い事ではなく、本当にそう思った
「これ以上、オレの強敵(とも)を貶めないでくれ」
そんなことすら忘れた時、それは目の前にあらわれた。
テレビのコマーシャルを見て驚いた。
それ以上に、その姿に見とれる自分自信に驚いた。
スカイラインは、俺が思っているほど了見が狭くなかった。
やんちゃなトキを過ぎ、紆余曲折があったが成長して帰って来た。 もともとスカイラインが目指していたのはココではなかったのか。
高速を流すV35クーペ。
突っかかってくるライバルたち。
しかしV35クーペは挑発に乗らない。 優雅に滑るように走り続ける。
ライバル達は離れゆくミラーの中のキセノンの明かりに
「スカイランも所詮こんなモンか」と息巻く。
が、同時に突っかかって行った自分を恥じる。 今度のスカイラインは懐が広い、脂ぎっていない。 なんだか、自分ダケが意識している事が恥ずかしい。
ギラギラしていることは悪いことでは無い。
でも、ギラギラしていないことも悪く無い。
V35クーペは、それを教えてくれる。
そのV35がスカイラインと名乗っていることに、また我々は愕然とする。
数十年前、スカイラインは間違い無く日本の車の頂点を走っていた。 そして、走り続けていた。
いつしかライバル達は追い付き、追いこした。
迷い苦悩する、かつてのヒーローにいら立ちさえ覚えた。 しかし、それは新たなる頂きへのぼる為の胎動だった。
スポーツの次の世界へ
新しいスカイライン。 V35クーペこそ、あたらしいスカイライン。 スカイラインとは異なる、新しいスカイライン。
重くなって、デカくなった。 もちろん軽快さは無い。
でも、それでイイ。
広い車幅は室内により広い空間をつくり出し、 ひろがったトレッドは安定感をかもし出す。 3.5リッターV6エンジンはフラットでトルクフルだ。 意識せずに大パワーを意のままに。
それを楽しめる人間になりたいと思った。
それが”落ち着く”と言うことならそれでもイイ。
初めてRX7を乗り換えてもイイと思った。 (現実的に購入を考えられるラインで、と言う意味で)
スカイラインにだけは乗りたく無い。
そう思っていたのは憧れの裏返し、 憧れの対象が憧れにならない事への苛立ち。
スカイラインにだけは乗りたく無い。
物心ついたトキに、父はスカイラインに乗っていた。 運転する姿に憧れた。 家の車がスカイラインである事が自慢だった。
それを越えたいと思うのは、父を越えたいと思う事だったのかもしれない。
だからと言って、いま越えたとは思わない。
越える必要がナイことに気が付いた。 その懐の深さに畏怖する必要も無い。
今の僕は、ソレを手に入れる事がデキルのだから。
とは言え、相変わらずスイッチ類がショボイ。 細かい事だけど、良く触れる部分だけにゲンナリ。 時にパワーウインドウのスイッチ。 サニーにでも付いてそう。
頼むよ、ニッサン。
相変わらず内装の質感が悪い。
シートは相変わらず日産はイイね! 柔らかすぎず、硬く無くコシがある。
試乗はできなかったケド、エンジンは重そうだ。 軽快さはナイだろうな。
でも、イザって時には暴力的なパワーをひねり出し、 小僧どもをダマらせるには十分のはずだ。
ウムム。
マジで欲しいカモ・・・
でも、V35クーペってZの2by2じゃナイの? シャーシも同じだし・・・
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